2012年5月27日日曜日

胃内視鏡検査(胃カメラ)


健康診断の胃部レントゲンで要精密検査を言い渡されてしまいました。

やけに念入りに検査していたので、予想はしていたのですが…。

以前にもひっかかって胃カメラをやったことがありますが、軽度の胃炎の
名残がある程度でしたし、自覚症状もないため、今回も恐らく何もない
だろうと思いつつも、やらないわけにはいきません。

人生2回目の胃カメラですが、検診結果のコメント

「胃体部粘膜不整・慢性胃炎の疑いあり」

ということで深刻な病気の心配はしていませんでしたが、またあの苦痛を
味わうのかと思うと憂鬱です。

前回(何年も前ですが)は、太いスコープをグイグイと押し込んだり、引き戻したり
する度に胸が苦しく、さらに冷たい水を胃の内部でシャーシャー出すので胃が
痛み、二度とやりたくないと思ったのですが、今回は鼻から入るくらいの細い
スコープを導入済みの病院でした。

検査前の問診票で前回口から入れて苦しかったと書いたら、看護師さんが口と鼻の
どちらにするか選べることや、メリットデメリットを丁寧に説明してくれ、費用はどれも
大差ないということでしたので、鼻の粘膜が弱い自分は、口からにして、睡眠導入剤
で寝ている間にやってもらうことにしました。

薬の分量を決めるため体重を量ってから暫らく待ち、検査室に呼ばれます。

最初にガスコン(胃の中の泡を消す薬)を飲みます。次にキシロカインという麻酔薬を
口から入れ喉に溜め、3分上をむいて麻酔を効かせます。

その後胃の動きを抑える鎮痙剤を腕の筋肉に注射。そして、手の甲の付近に睡眠
導入剤のための針を刺し、横になってキシロカインを再度喉にスプレー。

最後にスコープを通す穴の開いた筒を口に咥えて横になりました。

そこまで覚えていますが、次に気づいたときは約2時間後、別の場所のベッドの上で、
全てが終わっていました。

看護師:「起き上がってふらつかなければ大丈夫です。」

私:「フラつきはしませんが、まだボーっとします。」

看護師:「車の運転は無理ですが、頭を使わないデスクワークならできると思いますので。」

そんな仕事あるかい!わしゃ、窓際族か!

ということで、会社に電話し、仕事は勘弁してもらって帰宅しました。

結果は案の定問題なし。経過を観察する事象も特にありませんでした。

費用は一般的な検査費用より高く、3割負担で約6000円でした。