2014年12月31日水曜日

パイン集成材 キャビネット製作4

昨晩は夕飯の天ぷら祭りでビールをちょっと多めに飲んでしまった結果、食べた後に睡魔に襲われて気が付くと23時近くになっており、残業ができませんでした。
※奥様、夕飯の片付けありがとうございました。

結局ブログを書いて、パン作りの仕込みをして就寝。本日は朝からパン作り作業をしつつ、ピッチを上げて作業です。まずはスライド蝶番の扉側、カップの穴あけ。



こんな感じで印を付けて、ボアビットという円柱形に掘る器具を使います。最初は1個穴を作るのに30分くらいかかっていたのですが、コツを掴んで速く作れるようになりました。それでも木が固いので5分はかかります。

穴あけができたらスライド蝶番を取り付け、天板にネジ穴あけ作業。やっと組立準備が完了しましたが、組立に入る前に奥さん作成の絶品煮込みハンバーグと昼過ぎからビールを少し…。食後のほろ酔い状態で組立作業開始。

側板のネジ止め
スライド蝶番で扉を取り付け
残すところ天板の取り付けのみ。板の長さの誤差を上部に集めて組み立てたので、天板を乗せる前に 高さの微調整が必要になります。1ミリから2ミリ程度の誤差を修正するのに、
埋め木切断用に買ったライフソークラフトが大活躍。

薄く削ぐように切れます
これがなかったら、ヤスリで地道に削る羽目になるところでした。

時間はすでに夕方。息子は笑ってはいけない大脱獄のために入浴を済ませ、年越しそばのスタンバイ状態。食べ終わったら、テレビを見ながら残業へ突入。天板が平に乗るようになったので、いよいよ天板を取り付けて組み上げます。

扉も天板にぴったりの高さにカット
天板取り付け完了 飛び出し部分の無い直方体
なんとか24時ギリギリで組みあがりました。

前面の扉(後で取っ手を付ける予定)
扉オープン
見事に組みあがりました。
扉もキッチリしまります。スライド蝶番は、ダンパー×1(最下段)にキャッチ付き×3のため、少し閉まるのが速い感じがあるので、ダンパー付を買い足して取り替え予定。

心配していた棚もガタツキはなく、全く問題なしです。棚のうち1枚は、カット時の寸法が合っていなく入りませんでしたので、明日にでもカットします。

もの凄い収納力です。ニス塗り前ですが、見た目も綺麗。

年が明けてしまいましたが、達成感を味わいながら、楽しいネジ穴隠し作業。埋め木を作って、ネジ穴に詰めていきます。



穴が150個以上ありますが、コツコツ埋めていきます。
明日は仕上げ作業と、時間があればニス塗りに入る予定です。

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2014年12月30日火曜日

パイン集成材 キャビネット製作3

中板へのダボ穴作り忘れの対応を検討。

しばらく考えて名案が浮かびました。
側板の穴の位置を写し取って、中板にコピーするという方法。

プリンター用紙を並べて
鉛筆で穴の位置を特定
写し取ったプリンター用紙を向きと位置に注意して、寝かせたキャビネの中板に置き、穴の中心を針で突いて印をつけ、そこに電動ドリルで穴をあけます。穴を掘りすぎてはいけないので、ドリルにカレンダーの切れ端を巻き付けて、掘り進める位置を制限します。
横からの穴あけはムズイので寝かせます
またこの面倒な穴あけ
3時間ほどかかかって、ようやく穴あけ終了。もうやりたくない。

さすがに穴が多すぎた気がしますが、果たして4点でうまく棚板を支えられるかどうか。
一応気を付けて位置取りをしたのですが、よく見ると穴の位置に1,2ミリのズレが…。
まぁダメなら、後から棚受けレールに変えればいいや。

中板両面への穴あけと、片側スライド蝶番の4つ取り付けが終了。

明日は反対側のスライド蝶番を取り付けて、いよいよ側板と扉、天板の取り付けにかかります。

明日中に組みあがるか!?

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2014年12月29日月曜日

パイン集成材 キャビネット製作2

本日はスライド蝶番用の穴あけ作業。

スライド蝶番とは、開き戸を可動させる器具で、最近の収納はほとんど
これが使われています。家具の内側に付けるので、外観を損ねません。

今回はゆっくり閉まるブルモーション機構を付けるために、ダンパー付き
を購入。扉を2点のスライド蝶番(上部ダンパー付、下部はキャッチ付き)
で支える計画ですが、扉の重量は3kg以上と重たいので、かなり不安。

調べても耐荷重については情報がみつからず、重すぎて開かないとか、
折れたりしないかと心配しましたが、とりあえず片側の取り付けで試すことに。

結果動作はするものの、ダンパーから異音がして強度的にちょっと不安。
ということで、真ん中にもう一つスライド蝶番を追加することにして、
ネットで追加注文。お急ぎ便で明日届きます。便利な世の中になったものです。

とりあえず穴だけ作っとくかー、と真ん中の穴をあけ終わったところで衝撃の事実。

穴あけの板を間違った(泣)



扉側に作るはずの穴を側板側に掘ってしまった。直径35センチ、深さ1センチ以上の大穴です。ショックで血の気が引きました。

この穴があると本来の側板側の部品も取り付け不可です。スライド蝶番2個で我慢しようかとも思いましたが、やはり強度が心配です。スライド蝶番は均等間隔の取り付けが必要らしいので、蝶番4個に変更すれば位置をずらせます。

で、外からは見えないものの、失敗であけた穴をどうするか…。
ダメ元で埋め木を自作してみることにしました。
ノコギリと紙やすりで埋め木を作成
穴に詰める
ゼットソークラフトでカット
うまくいった
結果見事に失敗穴を塞げました。余計な仕事に時間を取られましたが、習得技術を応用したこの見事な対応。

準備作業もさすがに飽きてきたので、ご褒美に楽しい組立作業を少し。
底板に中板を立て、背板も付けます。やっと立体になってきて嬉しい。

底板に中板をネジ止め
初めての立体
背板も接続
キャビネットに近づいてきた
ネジを多めにしたことで、かなりの強度で板はガッチリ固定されています。
サイズも1ミリの誤差もありません。

段々とゴールが見えてきて安心したのも束の間、またもや衝撃の事実。

中板にダボ穴作るの忘れてた。

なんということだ。もうネジ止めしてしまったぞ。
しかも一枚の板の表と裏にそれぞれ側板に対応する位置に正確に穴を空ける必要があります。これは困った。さてどうしよう。

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2014年12月28日日曜日

パイン集成材 キャビネット製作

ホームセンターで購入してカットしてもらったパイン集成材(海外産松)を家に運び込みました。

大量の大型部材
新たに買い足した部品や道具
取りあえず材料は揃ったのですが、製作工程を考えていなかったので、頭の中で手順をイメージします。

家具の好みはシンプルモダンなので、面倒な飾り加工はしなくても良いため、基本的には木ネジで直方体に組み上げるだけ。ネジは埋め木で隠す方式を採用します。

となると始めに行うのは、やはり下穴をあける作業です。大型のため強度が必要なので、木ネジは多めにします。だいたい5~6センチ間隔。最も穴の多い背板からやっつけます。

穴あけ自体は単純作業なのですが、穴の位置を鉛筆で書いていく作業(けがき)が非常に大変で面倒。計算しながら大量の印を付け、ひたすら皿取錐で穴をあけていきます。


底板、側板、中板を固定するための穴を地道に一つずつ。市販のキャビネットなどは、重量や価格を抑えるために背板がべニアだったりして、後ろからみると汚いものが多いのですが、背面から見ても美しくなるように、背面もきちんとパイン材にします。これが一番大きな部材で、910mm×910mmです。

この板に61個もの穴あけ作業…。側板にも同様の穴と、棚受け用の金属ダボをはめ込む穴もあけます。2センチ間隔で変更できるように、33段階調節です。棚を4点で支えるので、33×4=132個。左右に棚があるので、計264個の穴。吐き気をもよおす程の作業量。可動棚といえばこの方式しか頭になかったのですが、棚受けレールにすれば良かった…。



ずれるとがたつくので正確な位置取りが大変です。果たしてうまくいくのか。
失敗したら棚受けレールに変更しよう…(^^;

昼から深夜までの穴あけ作業で疲労困憊、腰も痛い。早く組み立てたいけど、まだまだ準備作業が続きます。年内の完成は無理か!?

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2014年12月27日土曜日

パイン集成材キャビネット(材料購入&設計)

すっかり木工作業にハマってしまった今日この頃。

次なる作品はキャビネットです。ディスプレイ台で気を良くして、かなりの大作に挑戦します。15年以上前から実家で使っていて、今も2階にある黒いキャビネットをそろそろ取り替えたいのです。

DIYというと安く安っぽいもの作っちゃうという例が結構ありますが、買うと高い高級品を技術と手間を自己負担して安く作るという考え方です。一生使える素敵なキャビネットを作ろうという計画です。

さすがにイメージだけでは作れないので、まずは設計。ソーガイドを買うと使える「もでりん」というソフトを使ってパソコンで設計しました。

「材料を切断する」のに必要な設計をするのに十分な機能が付いています。売っている材料のサイズを登録して、その材料を使ってモデリングすると、木取り図(材料から部材を切り出すための配置図)を自動で作ってくれるのが便利です。

3次元モデル設計
木取り図(自動作成機能あり)

材料はディスプレイ台で実績のあるパイン集成材で作ります。あの感じの質感のキャビネットが作れたら、かなりいいと思いまして…。

木材だけでなく、取っ手や可動式棚も欲しいし、開きも普通の蝶番じゃダメだ!
ということで部品類を調達し、新たな道具も購入して準備ができたので、木材を買いにホームセンターへ。

目当ての大型パイン材(1820mm×910mm×18mm)を3枚購入。ニスも追加で購入し、15000円近い値段です。道具と部品も合わせると2万円近い。

果たしてここまで金をかけて大丈夫なのか?と自問しつつも、挑戦しなければ成功もない!ということで思い切って買ってしまいました。免許取ってすぐに新車でサーキットのレースに出ちゃう気分です。買ったら10万以上しそうな家具を作るから安い投資なのです。失敗して大量の木材ゴミが発生するリスクもありますが…。

購入した木材は車に乗らないので、カットしていもらいました。もでりんで自動作成される木取り図を店員さんに見せて、どのくらいカット可能か確認したところ、直線であればいくらでもカット可能とのこと。

どこをどう切るか指定しながらバンバンカットしてもらい、結局全部品をカットしてもらいました。最初は半分くらいにカットしてもらって、ノコギリ1丁でコツコツ切ろうと思っていたのですが、そんなことをしていたら、木を切るだけで半年くらいかかっていたかもしれません。そんな黒板五郎みたいなことはしていられない
ので、全部切ってもらって正解でした。カット代は500円、安いものです。正確だし。

大量の部材を持ち帰り、さっそく組立に入りたいところですが、大量の下穴あけ作業が必要なので、そこから作業開始です。

つづく…。

2014年12月23日火曜日

東京駅100周年記念Suica騒動

東京駅で怒号を飛ばす不愉快な映像が連日繰り返し報道される今回の騒動。

鉄道会社もSuicaを高く売って儲けちゃおう、とか少しは考えていたのではないでしょうか。

転売目的が多いのではないかと思いますが、希望者全員に売られることが決定し、
一時高騰したプレミア価格は暴落しているようです。

高く買っちゃった人も落ち込まずに待っていれば、

「あとから販売したやつは、印刷のココが違う!」

とか、発見してくれる人がいたりするかも。

「限定」という言葉は、人の心をかなり刺激して、無用な争いを生みますね。

限定としておいて、希望者に全員に売るようにすれば売る側も買う側もハッピーな気がします。

ところでこういう限定記念品販売は、「射幸心を煽る」行為にあたらないのでしょうか。


2014年12月22日月曜日

ディスプレイ台DIY(ニス塗り編)

一昨日作成したディスプレイ台。白木の風合いも良かったのですが、
ホコリ等で汚れそうなのでコーティングすることにしました。
さっそくホームセンターに塗料を買いに行きます。

コーティングには合成樹脂を含んだ塗料を使うらしいのですが、一般的にはアクリルか
ウレタンになるようです。

耐久性があるウレタンを探したのですが、水性だとアクリルウレタンというどっちなのかよくわらかんものしか置いてありませんでした。



油性が安いので迷ったのですが、匂いが凄いのと刷毛などの道具はシンナーで処理しなければいけないらしく、水洗いのみで扱える水性にしておいて正解でした。あまりテカテカも変かと思い、半ツヤ透明を選択。床用とあるが、まぁいいか。

刷毛は白毛の安いものを購入。100円ショップのステンレス湯銭カップに小出しにして塗りました。

厚塗りはムラになるので薄く。1回目の塗り後2時間置き、2回目の塗り。2回目が乾いて触ってみると、ザラザラです。ここで400番の紙やすりを軽くかけ、表面を滑らかにします。その後2回、計4回の塗りで仕上げました。

木目と集成の継ぎ目がはっきりしました。ツルツルで光沢があり、高級感が出ました。
コーティング前
コーティング後



コーティングして大幅にグレードアップしました。
200円で購入したパイン集成材の端材が、枕元に置いて寝たいくらいの愛着の湧く家具に変身しました。

2014年12月21日日曜日

ATH-CKS55X 接触不良 断線 その後

メーカーサポートに送付してから一週間。宅配便で修理完了品が返送されてきました。

といっても修理ではなく、新品との交換です。

修理品の送料がユーザー負担なのは単価の低い商品では仕方ないかもしれませんが、
高額商品や大型商品の場合は少々辛いですね。

今回、発送から一週間連絡なしで、宅配便で返送されてきました。

修理期間は2週間とホームページに書いてありますが、修理依頼書にメールアドレスを
書かせるのだったら、修理品受付メールや対応内容の連絡はくれてもいい気がします。

とはいえ、きちんと対応して頂けましたので、アフターサポートはです。


2014年12月20日土曜日

ディスプレイ台DIY(工作編)

購入した材料と道具でキーボード収納可能なディスプレイ台を作ります。

カットして足を付けるだけなので設計図無しです。頭の中でデザインをイメージ。

ブラック&デッカーの作業台(ワークメイト)に板を乗せてカットします。



横引きノコギリなので、縦に50センチ以上カットするのは結構疲れます。

部品は3つ
こんな感じにします

ディスプレイを乗せる台は、幅52cm×奥行25cm。足の高さは5cmです。

ソーガイドの45度切りを試してみたい!ということもあり、台の先端に傾斜を付けます。
足もデザイン性を高めるのと圧迫感をなくすため45度にカット。

センターポンチで穴の位置に印を付け
皿取錐で埋め木セット用の穴をあけます
切れ端材から埋め木錐で穴のサイズにぴったりの埋め木を作ります。
この作業もやってみたかった。

埋め木を差し込んで
ライフソークラフトで先端をカット



穴が消えたように目立たなくなります。このひと手間で完成度が上がります。6か所すべての穴を塞いで、全体に紙やすり掛けをして仕上げます。

早速ディスプレイを乗せてみる
キーボードを収納
ディスプレイが若干目線より低かったのが、ちょうど良い高さになりました。

リモコンの置き場所もできたし、かなり良い出来で満足です。木工はかなり楽しいです。
今回当初予定していた配線用の切り欠きを作る必要がなかったので、曲線ノコギリの出番はありませんでした。

傾斜に残した1ミリのラインが気に入ってます
横から見るとこんな感じです
2作目も満足のいく作品ができました。

材料費200円でこんなにいいものが作れます。揃えた道具台は12000円ですが…。

ウレタン樹脂で綺麗な光沢塗装もやってみたくなってきました。

その後、やってしまいました。

2014年12月19日金曜日

エスプレッソマシーン ちょっと壊れる

1年数か月前に購入したデロンギのエスプレッソマシーン。 

本体側のハンドルをハメる箇所の内側縁に付いている黒いプラスチック 部品
(3センチくらいの弓形でツメが3つ付いているもの)が取れてしまい、
ハンドルの固定ができなくなってしまいました。

先日のイヤホンに引き続きです。こういう時は続けて色々壊れるものです。

保証期間が切れてしまっていますが、ポンプの故障ではないので、取り換え部品が
あれば自分で直せそうです。

さっそくデロンギのサポートにメールで部品だけ送付してもらえないか問い合わせ
ましたが、自動送信の受付メールは3営業日経過しても返信なし。

海外メーカーなので、サポートはイマイチなのでしょうか。

エスプレッソが飲めないのは辛いので、とりあえず掃除をして、部品を
付け直してみたところ、なんとかハマったので、少しはしのげそうですが、
今回の対応によっては、今後の製品選定も考え直さないといけないかもしれません。