2011年12月19日月曜日

自宅で丸亀製麺の味を出す

丸亀製麺のダシの味と香りを家で作るのは無理だろうなぁと思っていたのですが、ふと思い立って、作ってみたところ一発目からかなり近いものが作れ、その後何度か試行錯誤し、ようやく作り方を確立。

といっても作り方は非常に簡単でシンプル。四国では当たり前のように作っていると思います。

今では毎週休みの朝は讃岐うどんです。先週末は息子から土日2日連続で作ってほしいと
リクエストがあるほど。

材料:
・だし用昆布
・混合節(※いりこ、さば節、宗田鰹などが混ざったもの)
 →讃岐は煮干を入れるのが特徴らしいので、いりこが入ってた方がいいと思います。
うちはヤマキの業務用混合だしを使っています。イオンの混合だしでは、うちでは
イマイチでした。
・しょうゆ(本醸造のもの)
・塩(粗塩)

うまみ調味料や顆粒だしの味に慣れた舌でも、天然のものだけで非常においしいダシが作れます。

作り方:

1.鍋に水(1L)を入れ、切り込みを入れた昆布を適当に(15センチ四方くらい?)入れます。


2.中火にかけ、沸騰直前のぷつぷつと泡が立つくらいで昆布を引き上げます。

3.混合だしを40gくらい入れます。結構いっぱい入れます。

こすのが面倒なので、取っ手の付いたこし器にだしを入れて鍋に突っ込みます。



中火でくらくらと15分ほど煮だします。最初にアクが白い泡になって浮くので、すくい取ります。

放置して15分経ったらこし器を引きあげます。細かいだしが残りますが、無視です。

沈殿するので、注ぐときそーっとすれば器には入りませんし、店で出すわけではないので、入ってても別にね。

4.醤油を少し(小さじ2程度)入れ、あとは塩を小さじ1くらい。好みで塩を増減します。

醤油はこれ以上多く入れてはダメです。唯一のポイントです。醤油の量さえ多くしなければ、あとはそんなに神経質にならなくても失敗しません。これでダシは出来上がりです。

ちなみに毎回、味見師匠と名乗って登場してくる息子がチェックしています。

合格だと「オッケーはなまる千点満点!」と言って去っていきます。丸亀なんだけど…。

5.あとはうどんを茹でて、ダシをかけます。好みで薬味を入れます。うちはネギと揚げ玉です。


非常に簡単ですが、本当にこれだけで、丸亀製麺のようにおいしくできます。

引き上げた昆布とだしは捨てるのはもったいないので、鍋に、水、酢、ざらめ、醤油、本だしを入れて煮て食べます。酢を入れることで、昆布がやわらかく、味も良くなります。