2012年1月31日火曜日

美味しいチャーハンを作るコツ

男性が作りたい料理No1がチャーハンだそうです。美味しいチャーハンの定義は人それぞれだと思いますが、
おいしいチャーハン=パラパラのチャーハン
と定義されていることが多いのですが、果たして本当でしょうか。
それもひとつの要素だとは思いますが、私は
チャーハンの最も重要な美味しさの要素は、高温の油で炒めた卵とネギの香り
だと思っています。香りがあれば特にパラパラでなくても美味しいです。
そして香りは炒め続けていると飛んでしまいます。従って美味しいチャーハンを作るコツは、
高温の油で卵を炒め、短時間で作ることです。
プロが作るチャーハンは、米一粒一粒が卵でコーティングされているので、卵かけご飯
を炒めるという調理方法が料理番組で紹介され、やってみましたが、卵の香りが立たず、
パラパラになるまで炒めていると、他の香りも飛んでしまい、全然おいしくありませんでした。コーティングされなくても、ご飯に煎り卵が混ざっているのような状態でも、卵の香りがあれば十分美味しいです。

材料:
卵:3個(器にいれ、溶いておく)
油:大さじ3(卵1個に対して大さじ1を目安)
ネギ:20センチくらい
味の素:小さじ1/2
塩:適量
具材:火を通さず食べられるもの。チャーシュー、カニかまぼこ、ハム、レタスなど。
ご飯:茶碗3杯分
作り方:
時間との勝負なので、材料はすぐに放り込める状態にしておきます。
フライパンに油を入れ、コンロの火力が一番強い所の最強火力で、煙が出るまで
熱してから、卵を一気に入れます。一瞬で卵がボコボコと沸くので、ぐるぐるかき混ぜます。耐熱ヘラが調理しやすいです。ここで、もう良い香りがしているはずで、ここが最大のポイントになります。卵が固まらないうちに続いて熱いご飯を投入。炊きたてのご飯でもいいし、冷ご飯なら電子レンジで熱くしておきます。
ご飯をフライパンにグイグイ押し付けるようにして、ご飯をばらけさせたらネギを投入し、塩、味の素を振って具材を入れ、混ぜていきます。味が均一になるよう手早くよく混ぜます。ここで華麗にフライパンを振って男前を演出する所ですが、モタモタしていたり、いつまでもやっていると香りが飛ぶので、混ざったら出来上がりりです。
卵を入れてから完成まで、3分程度で終わらせます。
これで美味しいチャーハンが食べられますので、是非試してみてはいかがでしょう。
家庭のガスコンロとテフロンのフライパンで十分です。