2012年1月17日火曜日

正しい箸の持ち方

テレビや外食で他人が箸で食事をしているのを見ると、つい正しい持ち方かどうか見てしまいます。

いつも思いますが、間違った箸の持ち方の人が驚くほど多く、正しい人の方が非常に少ないです。親子で食事をしているのを見ると、親が正しく使えていない場合は、子供も正しく使えていません。

ほぼ毎日使うものを、なぜ正しく使えるようにしないのか、不思議に思ってしまいます。見た目も悪いし、第一食べるのに不便でイライラしないのでしょうか。

それに比べ驚きの事実があります。

10年以上前ですが、オーストラリアで回転寿司屋に入った際、当然客は外人ばかりで、醤油皿に並々と醤油を注いでドップリ漬けて食べたり、尋常ではないわさびを乗せるなどの奇行も散見されましたが、ほとんど全ての外人が箸を正しく使って食べていました。

恐らく、大人になってから、使ったこともない道具で食事をするため、正しい持ち方、使い方を本や人に教わって学習したからだと思われます。

日本では当たり前のように子供の頃から使いますが、使い方を教えるのは親なので、親が間違った使い方だと、間違った風に教えてしまい、それが伝承されていきます。

箸の持ち方を教える本は見たことがありませんし、不思議なことに、幼児教材にも箸の使い方について、一切載っていないのです。

箸は非常に優れた食事の道具だと思いますが、それを使う民族でありながら、正しく使えていないというのは、非常に残念なことだと思います。

うちの息子は、箸を使い始めるときに、しつけ箸を使わせるようにしたのですが、何度教えても正しく持てず、今も変な持ち方で食べています。
正しく持って欲しいのですが、ぶきっちょなのか、未だに改善されません。
早く正しく箸を使えるようになって欲しいものです。

あと口の周りも汚さずに食べて欲しいし、犬食いも止めて欲しい…。