2014年12月28日日曜日

パイン集成材 キャビネット製作

ホームセンターで購入してカットしてもらったパイン集成材(海外産松)を家に運び込みました。

大量の大型部材
新たに買い足した部品や道具
取りあえず材料は揃ったのですが、製作工程を考えていなかったので、頭の中で手順をイメージします。

家具の好みはシンプルモダンなので、面倒な飾り加工はしなくても良いため、基本的には木ネジで直方体に組み上げるだけ。ネジは埋め木で隠す方式を採用します。

となると始めに行うのは、やはり下穴をあける作業です。大型のため強度が必要なので、木ネジは多めにします。だいたい5~6センチ間隔。最も穴の多い背板からやっつけます。

穴あけ自体は単純作業なのですが、穴の位置を鉛筆で書いていく作業(けがき)が非常に大変で面倒。計算しながら大量の印を付け、ひたすら皿取錐で穴をあけていきます。


底板、側板、中板を固定するための穴を地道に一つずつ。市販のキャビネットなどは、重量や価格を抑えるために背板がべニアだったりして、後ろからみると汚いものが多いのですが、背面から見ても美しくなるように、背面もきちんとパイン材にします。これが一番大きな部材で、910mm×910mmです。

この板に61個もの穴あけ作業…。側板にも同様の穴と、棚受け用の金属ダボをはめ込む穴もあけます。2センチ間隔で変更できるように、33段階調節です。棚を4点で支えるので、33×4=132個。左右に棚があるので、計264個の穴。吐き気をもよおす程の作業量。可動棚といえばこの方式しか頭になかったのですが、棚受けレールにすれば良かった…。



ずれるとがたつくので正確な位置取りが大変です。果たしてうまくいくのか。
失敗したら棚受けレールに変更しよう…(^^;

昼から深夜までの穴あけ作業で疲労困憊、腰も痛い。早く組み立てたいけど、まだまだ準備作業が続きます。年内の完成は無理か!?

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