2019年7月28日日曜日

台風後の採集小旅行

大人気で予約が難しいキャンプ施設に、7月の夏期講習の予定がわからない時点で予約したにも関わらず、唯一の塾が休みの日に当たるという強運の息子。
翌日は9時から塾のため、現地を早朝にチェックアウトしなければならないという厳しいスケジュールです。
ただ、予定日直前になって台風接近の予報。強運だか不運だかわかりません。
天気予報に一喜一憂しながら、当日を迎えました。午前中に熱帯低気圧に変わった台風は関東を通り過ぎて曇りになるとの予報。6時出発で決行する…のはずが、出発直前にまたもやミヤマクワガタの脱走が発覚。
出発時間を遅らせて捜索です。というのも今回の旅行では、息子は現在飼っているミヤマクワガタは逃がして、代わりに大型ミヤマクワガタを1頭捕獲して飼育する計画だったのです。
結局1時間捜索しても見つからなかったので、諦めて出発です。
道中高速を降りるまでは大雨でしたが、現地のポイントでは青空が。

山中のためオニヤンマが沢山います。クワガタメインですが、ロッド網も持ってきているので、トンボとも戯れます。

オニヤンマ二頭捕り。
大型ミヤマが捕れないとゴールにならないのですが、一発目のキックで割と大き目62ミリのミヤマが落下。これで心にゆとりができます。持ってきたミヤマはここでリリース。

その後、クヌギが二本しかないけど、バラバラクワガタが落ちてくるポイントで良型ミヤマを採集。61ミリと一頭目より少し小さいですが、羽化したての綺麗な個体でこちらを持ち帰ることにしたようです。
さらに宿泊するキャンプ場の森でクワガタ探し。たくさんミヤマクワガタはいましたが、大型個体は発見できず。
ハッチョウトンボを探して15時半くらいから17時過ぎまで谷戸でトンボ捕り。
6,7メートル上空をオニヤンマが飛びます。16時を過ぎるあたりから、オニヤンマに交じって少し細見で尻尾が長いヤンマが出現。目の前を通過してヤブヤンマと確認。

何度かチャレンジして捕獲できました。
ヤブヤンマのオスです。昨年初めて捕獲観察して、これが2回目。
青の複眼、黒地に黄緑と青の体色や、尻尾の模様がなんとも美しい。
ハッチョウトンボはいませんでしたが、黄昏ヤンマが見られてちょっと満足。