2019年7月17日水曜日

黄昏乱舞

梅雨で晴れの予報が全くでない今日この頃ですが、昨日は昼間の晴れが夕方まで継続し、気温も26℃くらいまで上がりました。風も2m程度なので観察のチャンスです。
息子は塾なので1人で行くしかありません。
自転車で楽に行けるポイントか、帰りに薄気味の悪い森を抜けるポイントか迷いましたが、アオヤンマもいてトンボ相が厚く人があまり近づかない後者を選択。
現地に18時15分頃に到着すると、素晴らしい夕焼け空には既にトンボが乱舞する状態。おびただしいトンボの数です。
ほとんどが小型のウスバキトンボですが、その中に中型のヤンマも混じっています。
熟練者は飛び方とシルエットで判別できるそうですが、私にはその知見がありません。
とりあえず5mロッドをスタンバイしますが、飛翔高度はかなり高い。
大量に飛び交うトンボの中から中型のヤンマに狙いを定め、届く位置に来たら網を振る。
多数のトンボが高速で飛んでいるので、目移りして軌道予測する余裕もありません。
難し過ぎる!
19時をまわる頃から一気にトンボの数は減り、19時10分にはほぼいなくなりました…。数回チャンスがありましたが、全く採れず。
バチカンのシスティーナ礼拝堂では、天井に描かれた絵画を見続けて首が痛くなるそうですが、黄昏採集も相当首が痛い。
どうやったら採れるのかさっぱりわかりませんが、気象条件等、日によって飛翔高度が異なり、低く飛ぶ日もあるかもしれないので、何度も通ってみるしかないという結論です。
息子も参戦すれば戦力は2倍ですが、彼に譲った6mロッドは重量があるので厳しそう。