2017年11月29日水曜日

シガーソケットチャージャーを購入

車についている電源を取るための口は、昔の車にあったタバコの火を付けるための電熱線ソケットの名残で、いまだにシガーソケットと称されています。
ハイブリッド車などはUSB端子が付いていたりしますが、うちのシエンタはアクセサリーソケットという名称で、説明書によるとDC12V、最大電流10A(最大消費電力120W)の電源が取れます。

このソケットでスマホを充電するにはUSBの充電用端子に変換する必要があります。
そのための機器が、シガーソケットチャージャーと呼ばれるものです。

今回はスマホの充電をターゲットにするので、急速充電に対応するものを選びました。XPERIA ZL2はQuickCharge2.0という規格に対応しています。奥様と息子のarrows M03はQuickCharge1.0です。

QuickChargeはUSBでの給電を独自に拡張したもので、通常5Vの電圧を9Vに昇圧することで、送信する電力を増やす技術だそうです。
ANKERというメーカーのPower Drive Speed 2という製品を購入。
QuickCharge3.0まで対応しています。(QuickChargeは下位バージョンと互換性があります。

注意点としてQuickChargeを有効にするには、USBケーブルは充電と通信が両方行えるものを使用すること。QuickChargeの規格では、充電する機器がQuickChargeに対応しているかどうかを通信で確認するのです。USBケーブルは中に4本の線があり、2本が通信用、2本が給電用で、4本全て結線されているのが充電と通信の両方に対応したケーブルです。安いケーブルで充電用の2本だけ結線されているものだと、充電はできるけどQuickChargeは機能せず、充電速度は早くならないということになります。
安いもので選んでしまうとせっかくの機能が使えないので、正しい知識の元に選択しなければなりません。