2017年11月13日月曜日

ラーメンの謎

ラーメンの麺には、「かんすい」と呼ばれるものが必要だということは、結構知られているのではないかと思います。
ところが、これだけラーメンが好きな国で、食料品店にもコンビニにもラーメンが山ほどあるのに、「かんすい」はどこにも売っていないのです。
カルディは以前は扱っていたようですが、今は取扱い中止。あとは富澤商店にもあるようですが、先日いったら在庫切れでした。
ネットでも取り扱いが少なく、あのアマゾンにすら2種類くらいしかなく、値段も結構高いです。

スーパーには生麺が沢山売っているので、家庭でラーメンを作るような人は少なく、需要がほとんどないからでしょうか?

ところでそもそも「かんすい」とは一体何か。漢字だと「かん水」と書くのですが、wikipediaによると「かん」は様々な漢字があるようです。日本食品添加物協会が発行する「かんすい確認証」を添付したかん水でないと販売できないとか、何か怪しい。
かん水は、麺に独特の風味とツルっとして弾力のある食感を与える食品添加物だそうです。色も黄色っぽくなるとか。日本で生産されるラーメンに使われる「かん水」のほとんどが化学合成されたもので、炭酸ナトリウムと炭酸カリウムを主成分として、様々な物質が入っているようです。

昔、邦画「南極料理人」でラーメンの麺を作る際に、かんすいが無くてベーキングパウダーを代用品として使うシーンがありましたが、重曹を使う方法もあるようです。

前回自家製ラーメンを作った際は、ラーメンっぽさが感じられなかったのですが、果たして謎の物質「かん水」を入手するべきなのか迷うところです。
とりあえず次回はベーキングパウダーでやってみようかと思います。