南鳥島付近の海底に、日本で使用する227年分に相当する680万トンのレアアース
が存在することを東京大学が発見したとのこと。
(発見は昨年の夏頃らしいので、何故今頃ニュースに?)
ハイブリッド車のモーターや、HDD、携帯・スマホなどのハイテク機器に必要不可欠な
レアアースは、現在世界の97%を
れているそうです)中国からの輸入に頼っているそうです。
中国が環境悪化を理由に輸出を渋り、先日各国がWTOに提訴したばかりです。
(このタイミングでこのニュース…)
環境悪化は建前で、価格吊り上げと嫌がらせのためかと思われますが…。
5000メートル以上の海底から採掘する技術は現在はありませんが、海底油田からの
採油技術を応用すれば実現可能だそうです。
排他的経済水域内ですので、日本の独り占めです。
レアアースの年間の輸入量は約660億円、原料の輸入総額5兆円のうちの1%強です。
輸出は中国とでは勝負にならないと思いますが、自給できれば中国に頼らなくて済みます。
採掘にどのくらい費用がかかるのかわかりませんが、NHKでニュースになるくらいなので
採算は見込めるのでしょう。
これは国家を上げて開発しなくてはいけませんね。
尖閣諸島の海底油田も開発して、どこかの石油王国みたいに税金の無い国にして欲しいものです。