2016年9月10日土曜日

千葉の沼

夏も終わりですが、多くのトンボが生息するという千葉の某沼に行ってみました。
自然が多く残った沼を想像していましたが、雑草が伸びまくって、ゴミの打ち捨てられた無残な場所でした。周囲には無配慮に作られた太陽光発電で自然が切り取られ、不法投棄禁止の看板が空しさを感じさせます。
やはり国や県の整備と保護なしで自然を保つことは難しいようです。
沼には大型の野鳥が多く見られましたが、夏のトンボは時期的に終わりなのか、ノシメトンボ(いわゆる赤とんぼ)だらけ。他にはアオモンイトトンボやギンヤンマなど見慣れた種が少数見られた程度。結構広い場所で沼が沢山あるので、他のポイントではトンボの状況も違ったのかもしれませんが、何せヤブが深いので入っていく勇気がありませんでいた。蚊もいるし。
バス釣りのアングラーがヤブへと消えていく姿がチラホラ見られましたが、沼の周りは不法投棄の現場で雑草で周囲の見通しが悪く、無法地帯というかちょっと怖い感じがして、早々に離れることにしました。
毎年雑草整備などやっているのかわかりませんが、来年はトンボが活動する初夏に再訪してみるかもしれません。