2015年8月30日日曜日

オオクワガタ幼虫飼育開始

ノコギリクワガタのメスも羽化を始めた今日この頃。
今年捕って飼育しているコクワガタのメスに卵を産ませて羽化させることを息子が決意。お小遣いで産卵セットに必要なケース、マット、産卵木を買いにペットショップへ。
そこでオオクワガタの幼虫が売られているのを発見。値段は幼虫1匹税抜き798円です。ラベルには「国産オオクワ久留米産♂83mm血統」と書いてあります。
オオクワガタの捕獲はまず無理だと思いますので、「虫を買う」ということには抵抗があるのですが、幼虫から飼育して育てるなら観察ができるし良いかも。ということで購入を許可。
ショップで売られていた幼虫は3匹。大きさは大中小とそれぞれ異なり、2齢または3齢幼虫と思われましたが、息子は一番小さいのを選択。♂のマークからオスの幼虫だと思って購入したのですが、このラベルの意味をよく考えると、もしかして幼虫のことではなくオス親のことが書いてあるのでは?
2齢のこの大きさでは雌雄の判別は困難ですし、3つ全てこの表記だったことからその可能性が濃厚です。できればオスを羽化させたいところですが、さてどちらでしょうか。
どちらにせよペアではないし、野生に返してもこの辺りにオオクワガタがそうそういるとも思えないので、最後まで飼うことになりそうです。
オオクワガタの幼虫は、朽木の中で2,3年かけて育ちそのまま朽木内で蛹になるらしいのですが、マットの中でも飼えるとのこと。マットの場合は1年で成虫になることや、外から生育状況が確認できる可能性が高いということで、今年ノコギリクワガタを個別飼育した容器に、新たに購入した産卵マットを詰めて飼育開始。
幼虫の頭の幅は3ミリくらいで、見比べれば違いはあるか思いますが、ノコギリクワガタの幼虫とあまり変わりません。購入したマットは、くぬぎ100%の超微粒子マット「産卵1番」で若干水道水を加えて加湿し、かなり強く固めて詰めました。表面部分にある購入した際にプリンカップに入っていたマットとも色がかなり違います。しばらく表面をウロウロして気に入るか心配しましたが、やがて見えなくなり、数時間後には容器の中央部分くらいまで食べ進んでいました。