2015年8月10日月曜日

デリシアグリレで本格マルゲリータに挑戦

前回適当に作って全然本格的にならなかったピッツァ作り。ピザではなくピッツァと書かないと本格ではない。youtubeの動画で勉強してリトライです。

 

動画では、本場ナポリでスタンダートというカプート社のサッコロッソピッツァイオーロ"00"ゼロゼロという強力粉を使っていますが、我が家には国産のゆめちから100%の超強力粉があります。本当は同じ材料でやって感覚をつかむ方がいいのですが、せっかく小麦粉があるので、まずはゆめちからでやってみます。分量は3枚分でいいので、以下にしました。

ゆめちから100%小麦粉:250g
水:150cc(硬かったので左記の他、後から水追加。30ccくらいか?)
塩:7.5g
ドライイースト:0.5g

美味しいピッツァ生地を作るには、よくこねてグルテンを出さないといけないということで動画を参考にやってみましたが、これが非常に硬い。動画では簡単そうにコネてますが、少量だと余計大変です。結局伸ばしても切れにくく、かつ動画と同じくらいの柔らかさになるまで水を足しながらコネること1時間!。ようやくそれらしくなりました。疲れた。
ホーローの容器に打ち粉をして間を開けて並べます。アルミホイルをかぶせて爪楊枝で空気穴をあけ、4時間常温で置いておきます。
こね終了時
約3時間後
イーストは0.5gしか入れていませんがこんなに膨らみました。4時間経ったら冷蔵庫にいれておき、翌日使う2時間前に冷蔵庫から出して常温に戻すのだそうです。さて、ちゃんと伸ばしができるか。
伸ばしたあと、デリシアグリレのクッキングプレートにどうやってのせるか、焼いてる途中でどうやって向きを変えるか、など課題が色々あります。
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さて、翌日夕方。2時間前だからそろそろ冷蔵庫から出しとくか。
どうなったかな…。

あれっ?なんか残念な感じになってる…。
膨らみ過ぎて萎んだのでダレてる。表面も乾いて硬い感じになってるし。引っ張って伸びる感じがしないです。
牧島先生!おっしゃる通りに冷蔵庫に入れといたら、こうなったんですけど、どうしたらいいでしょうか?
その後、2時間常温に置いておいたら、少ししっとりしてきました。とにかくこれで作るしかないです。


容器からスケッパーで生地を取り出し、シリコンマットの上で伸ばし作業。
「伸びる、伸びるぞ!」

容器から剥がして取り出した際に、いびつな形になったので綺麗に丸くならず、縁はデコボコになりましたが、生地の中に空気は残っています。
ここからは手早く。デリシアグリレにクッキングプレートをセットし、オリーブオイルを薄く塗り、上下強火で2分余熱。プレートを引き出して、その上に生地を乗せてトッピングをします。トッピングをしてからプレートに移動させるのは無理との判断です。生地の端を指でつまんで、プレートの上に乗せ、少し縁を伸ばして広げます。トマトソース、モッツァレラチーズ、バジリコを乗せ、エクストラバージンオリーブオイルを回しかけて、上下強火で5分、窓から懐中電灯で中の具合を確認しながら焼いていきます。4分くらいで、一旦グリルを引き出し、箸で生地を90度回転させ、焼き具合を調節。

見た目的には、形はいびつでコルニツォーネも顕著には膨らまず焦げも足りませんが、小麦の焼けた香りとバジルとチーズとトマトの香りがたまりません。
トマトソースは、先生の教え通り、イタリアントマトの水煮390gに海塩小さじ1のみです。ニンニクは入れないのがナポリ風のマルゲリータだそうです。
確かにニンニクを入れない方が、各素材の香りが立ちます。
そして、ゆめちから100%の小麦粉で作った生地は、外はカリッと、中はもちっとして、とても美味しかった。
見た目は改善の余地がありますが、大変美味しかった。家族も大絶賛。
デリシアグリレを買うときから、クッキングプレートで本格ピッツァを焼きたいと思っていたので満足です。
youtubeで作り方を公開してくれているパシュクアーレ牧島先生に大感謝です。
やはりレシピ本で見るのと、動画で見るのとでは理解度が全然違いますね。