2018年5月6日日曜日

虫取り網

我が家ではほぼトンボ捕りにしか使わないのですが、重要なアイテムが虫捕り網です。
現在、ホームセンターなどで売っている「あみのエーワン」というメーカーの網を使っています。

800円くらいで買える手頃な価格ですが、伸縮ができ、網部分が着脱可能で水中網を付け替えたりとかできます。
網の枠部分には破れ防止の縁取りもあって丈夫なので、かれこれ10年くらいは使ってますが、棒が曲がったり、着脱部が馬鹿になってビニールテープで巻いてある状態なので買い換えることにしました。
弘法筆を選ばずとは言いますが、最速は時速70kmで飛ぶギンヤンマも捕獲するとなるとある程度の質と性能が求められます。
あまり弱っちい網だと高速で振り回すとすぐ壊れますので。
最近は100円ショップでも伸縮できるタイプの網を売っていますが、網の縁取りもないので、植物に止まっているトンボを植物ごと刈り取るように捕獲するとすぐ破れそうです。(植物を痛めるので褒められた取り方ではないのですけど…)
また網の目が細かすぎると、空気抵抗で素早く振れないので、目の粗い水中用網がよかったりするのですが、水中網は網の深さがないため、網中にトンボを収めた後にクルっと網を畳んで逃げないようにすることができません。この場合、トンボが網に入った後、逃げないように横に8の字を描くように振りながら、平な地面のある場所に移動して網を伏せるという処置が必要となるので面倒です。
ということで、トンボ網に必要な要件としては、
・高速で振り回し可能な強度を持ちつつ、軽量であること。
・網の目があまり細かくない
・伸縮が可能
・網の枠に破れ防止処置あり
・網の直径が長い
志賀昆虫などのプロ仕様の網は、カーボンシャフトやグラスロッドなどもあるのですが高いので、いいのがないか探してみたところ、良さそうなのがありました。池田工業社というメーカーの昆虫博士の網というのがそれです。
網部分も組み立て式でコンパクトにしまえるので常時車内に置いておけます。

ステンレス製で重さ150gという軽量仕様。強度は商品が届いてみないとわかりませんが、写真で見る限りは良さそうです。
網目が0.1mということで空気抵抗がどのくらいかが気になる所です。

ところで最近NHKの番組「香川照之の昆虫すごいぜ!」が話題になっているらしいです。本人は虫が大好きだということで、自らがNHKに企画を持ち込み、本職以上にノリノリで大好きな昆虫を探して捕まえるという子供向け番組です。