2012年3月10日土曜日

Windows7起動高速化

購入当初は高速に起動した我が家のデスクトップPCも、時間の経過と共に起動が遅くなり、
気がつけば電源を入れてからしばらく放置しておかないと使えない状態になっていた。

Windowsの起動速度は、バージョンアップで高速化が図られているが、使っているうちに
起動がどんどん遅くなる現象については、バージョンアップしても改善が見られない。

マイクロソフトからすれば、色々なソフトをインストールするから遅くなるのだと言いたい
のだろうが、最近のソフトは自動更新チェックやら、動作を快適にするための常駐プロ
を勝手に設定するので、昔以上に起動が遅くなりがちである。

うちのデスクトップは、コアが4つでスレッドが8つもあるマルチコアのくせに、起動処
理はハードディスクの読み込み処理がボトルネックとなってしまい速度が出ない。

簡単に言うと、8本のバケツリレーがあるが、水を汲むのは1人といった感じ。

起動を速くするには、起動時に動くものをできるだけ少なくすることだ。ということで、

1.要らないソフトをアンインストールする。

2.自動起動に設定されている不要なサービスを調べ、手動起動に切替えるか停止する。

3.Startup Delayerというフリーソフトで、可能な限りサービスの起動を遅らせる。

4.スタートアップに入っている不要なショートカットを削除。

5.レジストリに設定された不要な自動起動プログラムを削除

6.デスクトップにある使わないショートカットを削除

と思いつく限りをやってみた結果、BootRacerというソフトで起動時間を計測して

ログオン画面までの時間:24秒

デスクトップ表示までの時間:55秒

まで短縮された。

また、一時的に電源を切りたい場合は、多少待機電力を消費するが、スタンバイに
しておけば電源投入から5秒程度で使用可能になる。