2019年6月23日日曜日

曇天の昆虫観察

本日は朝から予報通り曇天模様。最高気温22℃、湿度80%以上という、あまり良い条件ではなかったのですが、雨でなければ観察に行くのです。
朝9時半から息子と二人でいつもの場所へ。
第1ポイントはやはりノシメトンボばかり。先週は腰の高さ程だった雑草が、人の背丈ほどに伸びて歩くのが大変なので、通り道の雑草は切り倒しておきました。
第2ポイントへ着くと空が少し明るくなってきました。
小川沿いを歩いていると、フワッと飛び立つ大型のトンボ。
対岸の木の上の方に止まりました。
息子が対岸に渡って6mロッド全開で近くに網を持っていくと飛び立ちます。
ロッドの重さで思うように振れず飛び去りました。
その後も数回チャンスがありましたが、うまく捕獲ができず、サナエ系のトンボと思われますが、何のトンボかわかりませんでした。
周囲を2時間ほど歩き回る中で、何度もアオヤンマを見つけては捕獲を試みましたが、二人とも初めてのロッドに慣れておらず、残念ながら捕獲ならず。
確認できたのはうれしいのですが、やはり捕獲しないと満足感が得られません。
午後は息子は友達とクワガタ採集の予定があったので、11時45分でタイムアップ。
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私の方は、午後は奥さんの希望で園芸ショップへ。
多肉植物を増やしたいそうです。
ほぼ興味がないので、密かに近くの池と湿地のある公園へ寄り道する計画。
多肉植物と土を買った後は公園へ。
新興住宅ができ始めて、湿地の横に新しく公園が作られています。若干嫌な予感がしたのですが、やはりフェンスが張られて、池に続く道の手前にあるゲートには鍵がかかっており、近づけませんでした。ただ、ヨシやガマが繁茂する良い環境で、この日はトンボは全くいませんでしたが、間違いなく生息している環境です。天気と時間帯が良ければ、ヤブヤンマ、マルタンヤンマが見られそうです。

仕方なく帰ろうとしたところ、アスファルトの上にタマムシがいました。ちょっと赤っぽいのですが、これもヤマトタマムシでしょうか。
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一方クワガタ探しに出かけた息子にLINEで状況を聞くと、今夏初ノコギリクワガタを発見したようです。さらに人生初となるヒラタクワガタを発見したとの一報。
千葉ヒラタはBランク重要保護生物で、かなり希少です。まさか地元でヒラタを発見するとは驚愕です。

しばらく飼育するようです。
ヒラタクワガタは32ミリ♂。かなり小さな天然個体と思われます。
ノコギリクワガタは50ミリくらいです。