2019年6月19日水曜日

新トンボ網到着

今日ロッドと網枠が届きました。
まずロッド。その軽さに驚きです。そして5m伸ばしてもシャキッとして撓りが少なく、重さを感じません。網枠も取り付けてみましたが、感動の軽さです。
これほど違うとは…。
これなら、短い網の感覚で扱えるかもしれません。よりエレガントに、トンボを傷つけずに捕獲し、観察してリリース。「トンボに優しく」を心掛けます。
まぁ捕獲される時点でトンボには迷惑でしょうけど…。
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トンボ採集する人は、結構標本を作って楽しむコレクターが多く、捕れるだけ捕って全部持ち帰ったりする人も多いように思います。
捕ったらすぐに袋に閉じ込めて、糞をできるだけ出させて、死ぬのを待って標本にするのだそうです。なんか残酷…。
トンボの複眼や体色は生きているからこそ綺麗なのですが、標本でもそれを残したいと、何頭も捕まえて標本作りに励むとか。
一種類♂♀一頭ずつくらいの標本で満足すればいいのに…なんて思いますが、捕獲して眺めるだけでも、写真を撮ったり見るだけの人から見れば敵視されそうです。
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「採集圧」という採集によって生息数が減ることを表す言葉があります。環境さえあれば減ることはないし、他からの移動もあるので、採集は減少には影響しないという説もあります。ただ、大型のヤンマでも移動距離は10キロ程度らしいので、近くに生息地がなければ、沢山の採集者が捕っただけ持ち帰れば、その地での減少や絶滅の可能性はあるのかなと個人的には思います。
トンボ採集は卒業して、羽化や飛翔の撮影へと趣向を変化させていく人や、ヤゴを採集して育てて羽化させたり、♀に人工的に産卵させて孵化させてみたりなど、トンボ好きにも色々な人がいるようです。
週末は曇りになりましたが、気温が低い予報です。晴れに変わってほしい…。