残念ながら彼が大好きなミヤマクワガタはいないので、車でミヤマクワガタが生息する北方面に行くしかありません。
既に7月に2回もクワガタ探し旅行をしているので満足しているかと思いきや、さらなる大型ミヤマを採集する気満々なのです。
クワガタ採集に引き込んだのは自分ですが、もはや完全に息子の方が中毒状態。日々の頑張りのモチベーションになるからと懇願され、最後のミヤマクワガタ採集に行くことになってしまいました。
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ということで朝3時に起きて出発。5時半には到着してクワガタ探し開始。
最初のポイントは前回の旅行から帰る途中で見かけたというクヌギポイント。
ほとんどがコナラの木でクヌギは数本の場所で、収穫は写真のような中型のミヤマクワガタ♂2とコクワガタ。リリースして次のポイントへ。
ここは前回クワガタがバラバラ降ってきたのですが、ほとんど見逃して悔しい思いをした場所。実はこの日のために新兵器を導入。それは…、
5.6m×3.4mの大型ブルーシート2枚。コイツを木の枝ぶりに合わせて下に敷いておくことで、落ちてきたクワガタを全て確認するという作戦です。
さっそく木をキック。
パラパラと4頭ほど落ちてきましたが、全てコクワガタ。
落ちたクワガタは逆さまの状態でじっとして動きません。
これが草むらに落ちると、落ちた地点を目視していないとほとんど見つからない理由です。
この方法は素晴らしいのですが欠点がありました。
敷くのが面倒くさい上に倍疲れる
木が少ししかない所で一発勝負なら準備できますが、無数の木があって次々にこなしていく際に、これを移動しては枝ぶりに合わせてセットするのは本当に大変です。
それで落ちてくればいいですが、何も落ちないと次の準備をする気力がなくなります。
結局最初の4,5本で試しただけで終わりました。
結局このポイントでの収穫は小さなミヤマ♂が4匹とコクワガタのみ。全てリリースして次なるポイントへ。
ここは7月の初旬に現在飼育している66mmの大型ミヤマがいたところです。
一通り蹴ったところ、ミヤマ小型♂2、中型♂1、♀1という結果。
60mm前後の中型で息子は満足しそうだったのですが、私が持っていた網からいつの間にか脱走していなくなっていました。しまった。
で、最後のポイント。
曇りで風通しが良い場所だったのでココは気持ちよかったです。見える高さにミヤマクワガタがいました。
そして今回唯一のお持ち帰りとなったミヤマクワガタ。特に樹液を吸うわけでもなく、木にくっついてました。大きさは60ミリないくらいですが、形がいいらしいです。ミヤマには顎の形態から基本型、フジ型、エゾ型の3種類がいるらしく、これまではフジ型ばかりだったのが、基本型なのだとか。逃がすといって持ってきた大型ミヤマも持ち帰りを勧め、結局2頭持ち帰りになりました。飼っておかないと、また行きたいと言い出すので…。
ということで今季のミヤマクワガタ採集は今回で終了です。