2018年8月19日日曜日

懲りずに虫捕り

今週末は暑さが一時的にやわらぎ、過ごしやすい気温になりました。
朝の空気は高原のように冷たく、日中もエアコンがいらないほどでした。
マルタンヤンマは日中うだるような暑い日の夕方に現れるので、こんな日は探すだけ無駄という感じでしょうか。
それでも良い天気が二日も続くと、少しでも出かけないと勿体ないような…。
ということで、息子と二人で昨年カトリヤンマのぶら下がりに遭遇した森へ行ってみました。息子はトンボよりもクワガタとりがしたいようですが、トンボとりにも付き合ってくれます。
森の入口付近のいつものクヌギを蹴ると、中型のノコギリクワガタ♂が落ちてきました。クワガタは森に来ていた子供にあげて、カトリヤンマのぶら下がりを探して森の中へ。

これまで行ったことのない道を進むと田んぼに出ました。カトリヤンマは畦道の土などに産卵をする習性があるのです。カトリヤンマも黄昏時に活動するトンボで、日中は森の中の日陰でぶら下がって寝ているのです。
森の中をしばらく歩いていると、黒っぽい影が目の前で飛び回り、しばらくして細い木の枝に止まりました。持っていた網がちょうど届かない高さです。
何かはわかりませんが、おそらくカトリヤンマでしょう。
ジャンプで網を振ったものの、トンボは網の中にはおらず、ヒラヒラと飛んでさらに上の方へ。その後見失ってしまいました。
その後歩き回った後、何度かその場所に戻りましたが見つかりませんでした。残念。

結局この日の珍しいトンボは、小さな赤とんぼくらい。

息子曰く、ヒメアカネかマイコアカネだろうと。
ヤンマ以外にはあまり興味が出ないですが、日本最小のハッチョウトンボはいつかは見てみたいです。