一泊目の夜に駐車場で運良くアカアシクワガタの♂を発見したので、ミヤマへの期待もかなり高まっていたようです。
食事を済ませた夜7時。一昨日と同様駐車場の灯りを探索。ここで見つかれば、遠出をしなくて済むのですが、やはりそうそう簡単には見つかりませんでした。
車で灯りを求めて30分圏内をウロウロしてみることにしました。
ところが裏磐梯の田舎では、街灯が非常に少なく、また街灯は蛍光灯やLEDになっているところが多く、虫が集まるような白熱灯、ましてや水銀灯などほとんどありません。池の周りの道路は街灯すらなく、車の通りのない真っ暗な道を走るのは怖いものがありました。
探し始めて早々、水銀灯らしき強い光を放つ駐車場の灯りを発見。虫が集まっています。少し待っていると、ブーンという大きな羽音と共に大型の甲虫らしきものが飛んできて、ボトっと落ちました。すかさず息子が捕獲してみると、カブトムシの♀でした。
招かれざる客ということで、写真だけ撮ってリリースです。灯火採集に少し期待が持てた所で、さらに低地へ移動。休暇村駐車場などを探索しましたが、全く成果なし。
諦めきれない息子をなだめるのが大変でしたが、2時間弱で灯火採集は終了になりました。
帰宅する朝に、ホテルのポーターさんと話をしたところ、ホテル周辺でミヤマクワガタは結構いるらしいのですが、時期的にはもう終了していて6月~7月に多いということでした。
裏磐梯はトンボ獲りが楽しかったので、息子の情熱が冷めていなければ、来年の7月末くらいに再訪するかもしれません。