2015年3月13日金曜日

Facebookとプライバシー

Facebookは最近までは必ず実名で登録しなければならないという規約になっていました。なので非常に多くの人が、実名で利用していると思われます。
そしてFacebookは笑っていいともシステムです。つまり、友達の友達は皆友達、ということです。友達の友達は自分の知らない他人です。自分がまったく知らない人にも、個人情報や写真は閲覧可能な状態になっている可能性があります。
情報の公開範囲は色々と設定がありますので、よく確認しないと、自分が友達設定している人にしか見えていないと思っていたのに、実はFacebook利用者はおろか、全世界の人に情報が公開状態になっているということもあります。
写真のアップロードは簡単にできますが、公開しても問題のない情報であるかよく確認しないと、肖像権やプライバシーの侵害になることや、思いもよらないことが、ネット民の目にとまり、瞬く間に拡散して炎上、さらには基本情報や自宅周辺、窓の景色などの写真から、恐るべき情報収集・分析能力を駆使して自宅の所在地が特定され、ストーカーまがいの行為をされるなどの被害も実際に起きています。
楽しいコミュニケーション手段として活用するのは問題ありませんが、一方で個人情報を公開することについて、一定の注意は必要かと思います。