そしてFacebookは笑っていいともシステムです。つまり、友達の友達は皆友達、ということです。友達の友達は自分の知らない他人です。自分がまったく知らない人にも、個人情報や写真は閲覧可能な状態になっている可能性があります。
情報の公開範囲は色々と設定がありますので、よく確認しないと、自分が友達設定している人にしか見えていないと思っていたのに、実はFacebook利用者はおろか、全世界の人に情報が公開状態になっているということもあります。
写真のアップロードは簡単にできますが、公開しても問題のない情報であるかよく確認しないと、肖像権やプライバシーの侵害になることや、思いもよらないことが、ネット民の目にとまり、瞬く間に拡散して炎上、さらには基本情報や自宅周辺、窓の景色などの写真から、恐るべき情報収集・分析能力を駆使して自宅の所在地が特定され、ストーカーまがいの行為をされるなどの被害も実際に起きています。
楽しいコミュニケーション手段として活用するのは問題ありませんが、一方で個人情報を公開することについて、一定の注意は必要かと思います。