2017年10月25日水曜日

スマホでトランシーバー

18年前から家族でサイクリングする際にトランシーバーがあるといいなぁと思っていました。
サイクリングやバイクツーリング用の本格的なトランシーバーは、最近は大分安いものが出てきましたが、1人あたり数万円の機器を購入する必要があります。

で、最近になってふと思いました。スマホでできるんじゃないかと。
息子にもスマホを持たせるようになったので、スマホは各人にあります。

で、アプリを探したら普通にありました。トランシーバーアプリ。
LINE電話とかでいいんじゃない?とか思うかもしれませんが、LINE電話では致命的な欠点があります。それは、
「インターネットにつながらないと会話できない」
ことです。
LINE電話では、通話相手がすぐ隣にいても音声はスマホから一旦無線基地局に行ってから、相手のスマホに届きます。なので圏外の場所では通話ができないのです。

ではトランシーバーアプリは大丈夫なのか?

大丈夫です。ただし通信をBluetoothと呼ばれる通信方式で行うアプリを選ぶ必要があります。Bluetoothであれば基地局を通さずスマホ同士が直接電波で通信するので、圏外の場所でも使えます。

肝心の受話と送話はどうするか。まさかスマホを片手に自転車に乗れないので、ハンズフリーにするための機器が必要です。これにはマイク付きイヤフォンを使います。幸い我が家にはなぜかiPhone用のマイク付きイヤフォンが2つあります。もう1つ買おうかと思ったのですが、マイクの付いたイヤフォンがもう1つありました。ノイズキャンセリングイヤフォンです。試しにハンズフリー用に使えるか試したら…、

普通に使えました。

ということで、知らないうちに3人でサイクリング中に会話できるトランシーバー環境が作れる機器がそろっていたのでした。

ちなみに無料のトランシーバーアプリは多数あるのですが、ネットで結構紹介されているMotolkyを使ってみました。

家の中で試した限りでは、かなりクリアな音声で3人で会話が可能。10mくらいまでなら電波が届くらしいので、次回サイクリングで試してみたいと思います。