当時の普及品で数万円くらいのものだと思います。
こうやって見るとまだまだ使えそうなのですが、掃除が大変な上に納得いくほど汚れが落ちず、また油の多い炒め物などの際には、油煙がキッチンやダイニングに蔓延して床が滑るくらいになってしまうなど、排気性能への不満もあります。排気力の弱さは、内部にセットしているフィルターの影響も考えられます。
ということで、ガスコンロと共にレンジフードも取り換えるべく検討を開始しました。
約10年という歳月でレンジフードがどのくらい進化しているのか。ファンはシロッコファンのままで基本的な排気機構は変わっておらず、進化したのはデザイン、掃除のし易さ、省エネ性能のようです。最近の高級なものは、薄型のものが主流です。そして、掃除をしやすくするために、部品の取り外しを容易にし、洗浄する部品の数も減らしています。
また、油煙で付いた油を集める機構が備わっています。
最新のレンジフードの洗浄部品は2つにまで減っています。そして油煙がシロッコファンに到達する前に、高速なディスクの遠心力で効率的に集め、シロッコファン自体を洗う手間を減らすという機能が良さそうです。
富士工業というメーカーのオイルスマッシャーというものがそれで、リンナイの最上位機種OGR、LIXILの「よごれんフード」、パナソニックの「ファンキレイフード」など、各社の上位機種にOEMとして提供されているようです。
中にはお湯を入れて自動洗浄まで行う機能が付いているものもあったりしますが、家電の自動洗浄機能は壊れやすくロクなものじゃないと思っています(現在やはり新築時に購入したエアコンの自動掃除機能が壊れて困ってます)。
ということで我が家は何にしようか迷いましたが、せっかくなので一番いいやつを。
「一番じゃなきゃダメなんですか?」と言っていた人がいましたが、どうせなら一番いいやつがいいじゃん。毎日使うし。
で、ガスコンロと同じリンナイのOGRシリーズを選定。連動するしね。我が家で使っている旧タイプのものは2,3万で売っていますが、最新式は定価が22万とかしちゃいます。だいたい4割引くらいで工事費が4万くらいかかるので、ホームセンターなんかで見積もると17,8万くらいになるようです。恐るべし最新機種。
さて、これをできるだけ安く導入するには…。
相見積もりを取って価格交渉、というのが鉄則でしょう。
面倒くさいですが、それで数万変わるなら庶民はやるべきだと考えます。