昨日はトンボ捕獲観察に行ってきました。
あいにくの曇天模様で気温も低いので、トンボは期待できませんでしたが、千葉では結構有名な場所の近くにある図書館でトンボ写真展が見てみたかったので。
図書館の会議室に期間限定で展示された写真は見ごたえ十分でした。
同じ場所にあれだけの種類のトンボがいるなんて驚きです。
千葉には環境省で指定されている貴重な生態系が残されている重要湿地と呼ばれる地域がいくつもありますが、当然この場所も含まれています。
ただ地域周辺の土地は私有地であるため、近年太陽光発電パネルの設置のために林がどんどん伐採され、環境が激変しているそうです。
会場の説明の人と話をして、ネットではなかなかわからない情報を色々教えてもらいました。今年は少し気温が低いので、例年よりも1週間ほどトンボの羽化が遅いそうですが(マニアな人が、羽化殻がいつどのくらいあるかで判断しているとか)、既にトラフトンボが見られるらしいです。
昨日はとても寒かったので、奥さんは車に残り、息子と二人で雨がパラつく中で藪の中の池を見てみましたが、トンボは一頭もみられませんでした。
GW中に気温が上がれば、アオヤンマやサラサヤンマも出現するかもしれません。
展示会場でお勧めのトンボ図鑑を紹介してもらったので、さっそく購入しちゃいました。この図鑑には日本に棲息する全てのトンボが載っているということで、トンボ愛好家の間ではバイブルとされているそうです。この図鑑のトンボの写真は、麻酔をかけて生きている状態で撮影しているので、色が素晴らしいのだそうです。