2016年10月31日月曜日

上海蟹

今年も待ちに待った時期がやってきました。
と、思うらしいです。好きな人は。
奥様が是非食べてみたいというので、ランチコースを食べに行ってきました。
上海蟹といえば高級食材というイメージですが、中国のどこにでもいるモクズガニで、希少種でも何でもないらしいのですが、高級食材用に養殖されたものは高いのだとか。丸一匹だと安くても3000円はするみたい。
今回は5000円のコースなので、ちょっとです。

まずは酔っ払い蟹。活きた上海蟹を老酒と調味料に一週間漬け込んだ生の蟹です。上海蟹は可食部が少なく、食べるというよりカニ味噌を吸うのです。前菜として出ましたが、黄色い味噌と黒いドロドロしたものが付いている上海蟹の一部が2個ありました。赤い丸の所にあります。
生というのが厳しい感じがしましたが、食べてみました。
感想は……
「生臭くはないけど、美味しいというわけでもない。」
あ、でも口に含んだ状態で鼻から空気を吸い込んだ時、ちょっと生臭さがあるような無いような…。
続いて2品目。上海蟹味噌入りフカヒレスープ。

で、上海蟹でないメニューが3品続いて、最後に上海蟹味噌あんかけ炒飯。

美味しかったのですが、はてさて上海蟹がどんな味なのか、自分の中で認知できませんでした。まぁ生涯の中で、「上海蟹を食べた」という実績は作れましたので、良かったと思います。