2019年8月24日土曜日

自動車の11年の進化

10年乗った車をホンダのシャトルに買い換えました。


シャトルは今年の5月にマイナーチェンジしています。フルモデルチェンジ前の最終モデルになると噂ですが、マイナスポイントが改善され、オプションだった装備が標準となってお得になっているそうです。我が家が購入したのは、一番お得と評判のHybridX・Honda SENSINGです。

ガソリン車からハイブリッド車になったこともありますが、10年前との違いに驚きです。
以前から高級車には普通にあった機能が庶民の車にも装備されるようになりました。

スイッチでエンジンスタート

キーを挿して回す方式から、プッシュボタンでスタートへ。スマートキーはポケットやカバンに入れておけばOKです。

スマートエントリー
ドアノブのボタンを押すとロック。ドアノブかハッチに触れるとロックが解除されます。
納車時OFFになっている降車時オートロックをONにすれば、キーを持って車から離れると自動でロックになります。これで鍵締め忘れの不安から解放されます。
洗車などで一時的にオートロックをoffにするには、外から運転席のドアを開けて、内側のドアロックレバーで施錠→解錠→施錠→解錠とやって外からドアを締める。ファミコンの裏技みたい。再度ドアを開けるとオートロックモードに復帰します。

オートリトラミラー
ロックすると自動でドアミラーが格納されます。
ドアミラーを見ればロックされているか判るので良いです。

オートハイビーム
明るさに応じて自動に点灯するオートライトに加えて、シャトルのXとZはハイビームとロービームを自動で切り替えるオートハイビームが標準装備です。通常はハイビーム、前方、対向車や街灯を検知して自動でロービームに切り替えてくれます。Autoにしておけば、ライトの操作は完全にお任せです。オートハイビームにならないなぁ、と思ったらOFF→Autoにし直すと良いそうです。
オートライトは2020年4月から新車に義務化されます。

ACC(アダプティブクルーズコントロール)

設定した速度を自動で維持してくれます。カメラとレーダーで前方車を認識し、加減速も自動制御されるので、右足を床に降ろせます。ACC中でもアクセル、ブレーキ操作は可能で、離すとまた自動に戻ります。
残念ながら渋滞追従機能が無いので時速30キロでOFFになります。一般道でも使えますが、30キロ制限なのですぐOFFになります。
MAINボタンでACCスタート。+-ボタンで速度調整(長押しで10キロ増減)。右のボタンで車間距離調整(4段階)ができます。
ちなみにバイクは認識されないようなので注意です。

LKAS(車線維持支援システム)
カメラで車線を認識し、ハンドル操作を自動で行います。ただし、あくまでも支援なのでハンドルに手を添えておくよう説明されました。時速65キロでOFFになるので、高速道路用ですね。MAINボタンでON、下のLKASボタンでスタート。

ただし以下の条件ではスタートしません。
・車線真ん中を走ってない
・車速が65~100キロの範囲外
・ワイパー作動中
・ブレーキ中
・ウインカー作動中

車線変更ウインカー
ウインカーのレバーを浅く入れると3回だけ点滅します。
ウインカーレバーを元に戻す操作が不要です。

自動防眩ミラー(オートデイライトミラー)
夜の信号待ちで後車のやたらと眩しいライトが気になったりしますが、自動でバックミラー鏡面の反射率を調整、眩しさを軽減してくれます。


拡散式ウォッシャーノズル
線状に飛ぶ方式は液がガラス面に行き渡らず、汚れが残ってモヤモヤするのですが、液がフロントガラス面に噴霧されるようになり、一発で綺麗になります。ちなみに最新式はワイパー自体から液が出るそうです。

オートエアコン
前車では手動でしたが、ようやくオートになりました。
運転席と助手席で独立した温度設定ができます。電動コンプレッサーなので、EV走行時もエアコンが切れることはありません。

マルチインフォメーションディスプレイ
メーター右側に色々な情報が表示されます。ハンドル右下のリモコンで表示を切り替えたり、ナビとも連動して交差点案内も表示されます。気を取られると事故るので、あまり切り替えないと思いますが…。
マルチインフォメーションディスプレイ
ハンドル右下のリモコン
左側にアクセルと充電のメータ。外気温が出るのがいいです。メーターの青い丸枠は、ECON(エコモード)では緑で、アクセルワークが粗いなどエコじゃない操作をすると白に変色します。

誤発進抑制機能
前方の障害物を検知して、急加速を抑制してくれます。残念ながら後方誤発進抑制には対応していません。

衝突軽減ブレーキ(CBMS)
前走車、対向車、歩行者に近づくと段階的に、警告音とハンドルの振動で警告→軽い自動ブレーキ→自動急ブレーキをしてくれます。

路外逸脱抑制機能
車が車線をはみ出しそうになると、ハンドルが振動して自動でハンドルを切り、戻り切れない場合は自動ブレーキもしてくれます。

歩行者事故低減ステアリング
操作を誤って歩道にいる人に突っ込む危険を感知すると、自動でハンドルを車道側に切ってくれます。

前方発進お知らせ機能
信号待ちなどで前車が発進して一定時間経つと音で教えてくれます。

標識認識機能
カメラで道路の標識(制限速度、追い越し禁止、一時停止、進入禁止)を認識し、ディスプレイに表示してくれます。一方通告の警告も欲しかった。

シートヒーター
運転席と助手席にヒーターが付いています。使うかな?
夏にスイッチを入れてしまうと悲劇です。

ハンズフリー通話
Androidスマホとカーナビが連動し、カースピーカーを使ってハンズフリー通話ができます。LINEやSkypeでの通話も可能です。

スマホ音楽再生
Androidスマホとカーナビが連動し、スマホの音楽をカースピーカーに接続し、ハンドルにあるメディアスイッチで再生コントロールができます。もちろん私が販売している音楽プレイヤーも制御できました。

オプションでリアワイドカメラ、コーナーセンサー、ドライブレコーダー(フロント)を付けました。ナビをエントリーモデルにしたことにより、ダイナミックガイドライン(ステアリング連動予測ガイド表示)がなくなったのが痛かった。