2017年4月11日火曜日

そろそろスギ花粉も終わり

昨日は外出時にマスクなしで症状は全くなく、夜になって症状が出ることもありませんでした。何かわかりませんが私の花粉症は治ったのか、今年は花粉が極めて少なかったのか。
何年か前に花粉を出さないスギの開発が報道されたことで、スギ花粉は何となく将来的には減っていきそうな感じがしましたがそんなことはありません。
林野庁の実績データによると、杉の植林は平成26年で5185ha、ヒノキは2543haとあります。1haあたりの植林本数は2500~3000本らしいので、低い方で計算してもスギとヒノキそれぞれ約1300万本、630万本と相当な本数を毎年せっせと植えているのです。
そのうち花粉が少ない品種の割合は、以下の図によるとわずか13%程度です。

植林する理由は、二酸化炭素を吸収するから。二酸化炭素など関係ないどころか、世界的に地球温暖化現象自体が存在しないことが常識となっているにもかかわらず、未だに低炭素社会をスローガンにし続ける日本では、しばらく杉の植林は続きそうです。