2016年7月29日金曜日

ユニセラでレトルト米を湯煎

最近のレトルト白米は、災害で電子レンジが使えない時のために、パックごと湯煎できるものが増えています。
ただしパックのまま湯煎すると熱が伝わりにくく20分以上湯煎する必要があるので、ビニール袋に移して温めます。これだと5分で温まります。
まずは適当な量のオガ備長炭を熾します。
十分熱くなったら網を乗せて水を入れた鍋を置きます。
網を低い方でもやってみましたが、風の通り悪いのか炭の火力が落ちましたので、このように風が通るようにした方が良いようです。このくらいの炭の量で15分程で沸騰しました。ガスに比べると時間がかかりますし、ボコボコと激しく沸騰するまでにはなりません。夏だったので、冬だともう少し時間がかかるかも。蓋をしないともっとさらに時間がかかりそうです。
湯を沸かしている間に、ご飯の準備。パックからビニールに移し、できるだけ表面積を多く、空気を抜いた状態にします。
ビニール袋は耐熱130℃の高密度ポリエチレン(HDPE-High Density Polyethylene)のものを使えば大丈夫みたいです。低密度ポリエチレン(LDPE)だと100℃以下で溶けてしまうらしいので注意です。スーパーにある無料のロール状になっている半透明のビニール袋は使えるのか不明です。
お湯が沸いたら、ビニール袋に包んだレトルトご飯を投入して蓋をし保温性を高めます。金属の蓋だとビニールが溶けるのでガラスの蓋です。中身も見えるのでいいです。
5分もすると熱々になります。空気を良く抜いておかないと膨らんじゃいます。
ちなみにジップロックは湯煎で鍋肌に付くと溶ける可能性があるのでダメと公式HPで注意されています。ビニールに生米と水を入れて15~20分茹でると炊飯もできるらしいです。