2016年7月10日日曜日

ネアカヨシヤンマ

本日はミヤマクワガタを探しに、房総の某市民の森へ行ってきました。
ノコギリクワガタは近所ですぐに捕まえられるのですが、この辺りにはミヤマクワガタはいないようなので。
管理人さんと思われる高齢の方と話をした所、この辺はいないんじゃないかなぁ、と言われました。とりあえず山道を上っていったのですが、クヌギは2本しかありません。あとはコナラが少しで、ほとんどは針葉樹です。クヌギは蹴ってみましたが何も落ちてきませんでした。
さらに別の市民の森へも行ってみましたが、こちらもクヌギはなくてコナラばかり。
結局クワガタには全く出会えず、地元に帰ってきてから近所のポイントでノコギリクワガタを捕獲して終了。
大型ノコギリクワガタ♂(70mm)と、小歯のノコギリクワガタ2匹が落ちてきましたが、大型のみ持ち帰り。さらに帰宅後に友達ともクワガタ採りに行って、スジクワガタの♀を2匹持って帰ってきました。ノコギリクワガタの♂もいたそうです。メスは採ってきたらダメなので、後日逃がしに行かせることにしました。
私としては、本日の収穫は初めて見るヤンマを捕獲したこと。
体は黄色で、眼が青い中型ヤンマです。ヤブヤンマかと思いましたが、帰ってネットで調べたら、どうやらネアカヨシヤンマという種類のようです。

マルタンヤンマ、ヤブヤンマ、ネアカヨシヤンマは非常に希少なヤンマで、オスは早朝と夕暮時にしか飛翔しないため黄昏御三家などと呼ばれているようです。このネアカヨシヤンマは恐らくメスです。捕まえたのは午前10時頃なので、産卵場所を探してウロウロしていたのかもしれません。胴体から後ろが寸胴で、造形的にはあまり美しくない感じですが、眼は綺麗な色をしていました。
このヤンマが生息する場所には、マルタンヤンマもいるらしいです。マルタンヤンマはいつかは捕まえてみたいヤンマです。