2012年2月13日月曜日

タバコが根絶されるのはいつの日か

喫煙者が総人口の3割まで減ったそうです。

頭痛を引き起こす原因となるので、極力近づかないように生活をしています。

勤務先でも年を追うごとに、

各フロアに仕切りなしの喫煙コーナー

各フロアに締め切りの喫煙室
↓ 
喫煙室を削減

ビルに1箇所

と、喫煙所は確実に減り、喫煙帰りの人の呼気以外は、勤務中に被害を被ること
はなくなりました。

レストランでも分煙は進んできていますが、分煙は匂いの面では一定の効果は
あるものの、有毒ガスの面ではほとんど意味がないそうです。

プールの中でおしっこをするようなもので、煙とガスは天井上の空間から全体に
行き渡るのだとか。

都心部では全館禁煙の建物も増えてきましたが、建物入口に設置してある灰皿
を喫煙所と勘違いして喫煙者が集まるため、入口付近と1階が汚染されている
ことがよくあります。灰皿あり=喫煙所ではなく、ここでタバコを消してくだ
さい、ということだと思います。

そもそも喫煙は非常に不思議です。火をつけて悪臭と煙、有毒ガスを撒き散ら
す行為が何も咎められず行われているのです。

人が食事をしている隣で、害虫駆除の煙を焚いたら誰でも怒り出すのに、
タバコが許される理屈はないはずなのですが。

健康を害する、他人に迷惑を掛ける、金がかかる、口がクサくなる、歯が汚くなる、
歯茎と唇の血色が悪くなる、部屋が汚れる、といった多くの不合理にも関わらず
なぜタバコがやめられないのか理解に苦しみます。

喫煙者側の意見として、落ち着く、イライラを抑える、喫煙所でのコミュニケー
ションが仕事に役に立つ、食欲が落ちてダイエットになる、税金を払って貢献
している、などあるようですが、前述の不合理性と引き換えにするほどのもので
はなく、もっと有効な代替手段は
いくらでもあります。

特に税金を多く払っているから偉い!という言い分は、タバコによる医療費増加
を考慮しておらず、全く的外れです。

タバコのポイ捨てもなかなかなくなりません。
掃除する人の仕事がなくなるから捨ててもいいんだ、などと信じがたいことを言
う人がいたりしますが、刑務所があるから犯罪を犯してもいいという理屈と同じ
ですから、全く驚いてしまいます。

早くタバコのない世の中になると良いのですが。