2018年7月9日月曜日

クワガタ採集キャンプ

雨予報でキャンセルも考えていた週末の旅行ですが、どうしても行きたいという息子の要望で強行することになりました。
天候が良くなるように神に祈りを捧げていたらしいのですが、当日までに予報は少しずつ良くなり、雨マークは消えていたそうです。それでも出発時点では曇で気温も低く、虫が出てきそうな感じがしません。
大型のミヤマクワガタを捕獲することが今年の目標ということでしたが、現地に到着すると、森の中は曇天の影響で暗く、下草は濡れていてズボンの裾はビショビショ。木を蹴ると水滴がバラバラ落ちてきます。気温は高くないとはいえ、湿度が高いので汗だくにり、なかなか厳しい作業です。

こんな状態でクワガタが落ちてくるのか疑問で、最初のうちは半信半疑で木を叩いていたのですが、意外にも晴れている時とあまり変わらないくらいにクワガタがいました。また段々と雨の音とクワガタが落ちた音の違いもわかるようになってきます。
ただ落ちてくるのはノコギリクワガタばかりで、本命のミヤマクワガタがいません。
2時間ほど経ってようやく最初の小さ目のミヤマクワガタ。その後さらに標高が高いポイントに移動して、霧が立ち込める中での採集でようやく大型のミヤマをゲット。
この時期のミヤマクワガタは羽化して間もないため、黄色の微毛が残っており、金色っぽく見えます。


午後には晴れ間も見えてきて、その後は気温もあがり晴天の真夏の日差しでグッタリになりました。
やはりクワガタがいる木は非常に限られていて、見つけるにはとにかく数をこなすしかありません。
結局ミヤマクワガタは20頭以上捕獲、ノコギリクワガタ、コクワガタは数える必要ないくらいたくさん、スジクワガタも何頭か。カブトムシは1頭みましたが、この時期はクワガタ全盛といった感じでした。最大66ミリを含め2頭の♂を持ち帰り、後は全てリリースです。
2日間の旅程、初日の午前中に捕獲できて安心したのですが、結局採れても採れなくても、延々とクワガタ採り作業が続くことに変わりはないという…。
奥さまは車の中で寝たりスマホを見たり、日陰で手持無沙汰の時間が多く、退屈な時間もありましたが、適度に自然の中でウォーキングもできたりとそれなりに楽しめたと思われます(?)。

夜は定番のバーベキュー。地元で調達したトウモロコシが美味しかったです。