スギ花粉がない(または本州に比べて非常に少ない)と言われる北海道にいる間、
花粉症による鼻水と鼻づまりがどのような状態になるか非常に楽しみでしたが、
「それほど劇的な改善はない」という結果でした。
理由としてはいくつか考えられます。
1.北海道でもスギ花粉はわずかに飛散しており、それに反応している
2.北海道にある別のアレルゲンに反応している(シラカバ、チェーンによるアスファルト破砕粒子とか)
3.体内にまだ花粉が残っており、その残留花粉に反応している
4.花粉がなくても、アレルギー反応がなくなるまで時間がかかる
5.薬の副作用による症状である。
ところが、帰宅後は朝起きても鼻が詰まっておらず、嗅覚も正常で、症状は随分改善しました。
また、北海道滞在中から点鼻薬を鼻の片側だけに使用するように変えたのですが、
使用していない側の鼻の調子が良いです。
結局、北海道から帰宅後は症状はひどくならずに、4月にはマスクなしで過ごせるようになり、
今年の花粉症は2週間程度で終わりました。
いろいろ考えると5の副作用の可能性が高いです。
来年からは
「症状がひどい場合は、片側の鼻にのみ点鼻薬を使う」
という対策が有効かもしれません。
今まで鼻の両穴は結構手前で繋がっていると思っていましたが、鼻中隔という骨と軟骨で
完全に仕切られていて、喉の出口までは独立しているのだそうです。
薬の副作用が起きても、片方だけであれば機能不全は避けられます。