2018年12月17日月曜日

ふるさと納税

最近テレビでもCMが流れるようになってきました。
ふるさと納税について内容を知らなかったので調べました。

ふるさと納税すると…

・2000円(+申請書郵送料)で2000円以上の品物が色々もらえる
・(控除が受けられる)寄付の上限額は、所得に応じて決まっている。
・控除の申請は確定申告で行う。
・還付は当年の所得税と翌年の住民税を通じて。

1年間に寄付した額-2000円が、税金の直接控除という形で還付されます。総務省からお礼の品は市場価格で寄付した額の3割までと通達が出ているので、10万円寄付すると3万円相当の品物が返礼されるようです。

確定申告をしないサラリーマンは、「さとふる」や「ふるさとチョイス!」などインターネットサイトからクレジットカードで寄付を行って、ワンストップ特例制度で申請するのが簡単です。

手続きは、通販のようにサイトで品物を選んで申し込み、

・寄付した自治体へワンストップ特例制度の申請書と本人確認書類を郵送

で、終了です。
控除手続きはお決まりの申告制なので、期限が過ぎたり、間違えると控除が受けられないので注意が必要です。

申請書は翌年1月上旬必着です(今年は10日)。

ワンストップ特例申請をした場合は、翌年の6月から翌年5月までに納める住民税が減額されます。医療控除などで確定申告が必要になった場合は、確定申告時に再申請する必要があります(確定申告するとワンストップ特例申請は無効になる)。

ふるさと納税は所得税と住民税からの控除になりますが、ワンストップ特例制度では所得税からの還付がなく住民税からの控除だけになります。ただし、所得税控除分の金額は住民税から控除されるので、結果的には同じ金額の控除になります。

ふるさと納税をしてもらった自治体は、寄付した人が住む自治体から住民税を奪うことができます。返礼品分は目減りしますが、地元にお金が落ち、税収はプラスになるので沢山寄付してもらえるように頑張っているようです。地元に名産品がない自治体は不利ですね。

ということで、北海道の根室市に寄付して、イクラ、ウニ、タラバガニの返礼品を申し込んでみました。年明けに2000円でどんなものが来るのか、ちょっと楽しみです。