2014年8月30日土曜日

ノコギリクワガタの嫁さん探し

ノコギリクワガタのオス1匹では寂しそうなので、本日はいつもの里山にメス探しへ。

そう簡単に見つからないだろうと思っていたので、ヤンマ捕りもします。

風が少し強く、気温があまり高くなかったのですが、オニヤンマが2、3匹飛んでいます。

ギンヤンマは池を周回する習性がありますが、オニヤンマは周回というより、
川沿いに行ったり来たりして、縄張りに入ってくるオスを追い払っていました。

また、初めてみる人間(動くもの?)に対して確認のために近づいてくる習性が
あるようで、その際に捕まえます。そこで失敗すると大抵は驚いて逃げてしまいます。

1回卵を産んでいるメスを捕まえるチャンスがあったのですが失敗。

その後、しばらくはクワガタ探し。相変わらずカラスに食べられたと思われるカブトムシの
頭がゴロゴロ落ちています。

そうしているとオニヤンマが急に近づいてきたので、すかさず捕獲。



ギンヤンマのオスもいましたが、一瞬でどこかに行ってしまいました。

クワガタもいなさそうなので、帰ることに。

前方で、少し前にすれ違った鳥の撮影に来たと思われる年配の男性が、
三脚を設置して撮影しています。

そこは鳥の撮影ポイントではなく、カメラも下に向けています。

奥さんが話しかけていたので近づいてみると、転がっている大きな朽ちた木を撮影中。男性は、

「カブトムシのメスみたいなのがいるんで撮ってるんですよ。穴に隠れちゃったけど。」

と言うので見てみると、

なんとノコギリクワガタのメス!

「ノコギリクワガタのメスですね。」と教えてあげると、カブトムシはよく見るけど、
クワガタは初めて見たとのこと。

息子が飛んできて、

「あっ!!!ノコギリクワガタのメスだ~。うちにノコギリクワガタのオスがいて、
今日はお嫁さんを探しに来ていたんです。撮影が終わったら捕まえてもいいですか?」

と、即交渉に入っています。

「もう写真撮ったんで、どうぞ。」

ということで、小枝で追い出すと簡単に出てきました。しかし、こんなに簡単に見つかるとは。

しばらく飼って逃がそうと思っていたオスですが、ペアが揃ってしまいました。

これはやはり繁殖させてみたい。

以前コクワガタでは卵を産ませることができなかったので、今度はノコギリクワガタで再挑戦です。



調べてみると、野生のクワガタは羽化して2,3か月すれば、もう交尾が終わっているので、
卵を産めるのだそうです。明日は産卵用の環境を整備して、メスだけ入れてオスとは隔離です。

一緒にしておくと、いじめられたりするらしいので。