2019年11月3日日曜日

自家製さんまの握り

魚屋さんで、「刺身用」と書いたサンマが売ってました。
最近はスーパーでも、「サンマを刺身用におろすことはできません」と書いてある所がほとんど。珍しいので4尾買ってみました。
息子がサンマの握りが大好物なので、先週試験結果のご褒美に回転寿司に連れて行った自のですが、不漁による価格高騰で仕入れをしてないそうで、食べられなかったのです。
帰宅後すぐに頭と内臓を除去。寄生虫は魚が死ぬと、内臓から筋肉に移動するため、できるだけ早く内臓を取り除くことが肝心なのだそうです。
その後は氷温室へ。こうしておくと寄生虫がいる場合は、表面に這い出てくるらしいです。そして3枚におろして皮を剥ぎ、念のため細かく切り込みを入れます。
完成です。美味しそう。

実際に食べてみると、新鮮なため臭みは全く無く脂が乗っていてかなり美味しい。
で、2個目を食べようとしたら、ネタの上にクネクネと動くものが。
!!!
いるんですね。アニサキス。既に2個食べた息子は、これを見て固まってました。
息子が超警戒していたので、ネタを剥がして醤油に漬けてしばらく置いて様子をみてみましたが、他にはいませんでした(たぶん)。
結局全部食べましたが、その後1週間以上経過した現在、異常はありません。
ちなみにアニサキスでお腹が痛くなるのは、胃を食い破る痛さではなく、アレルギー反応の痛みで、人体では生きられず1週間以内に死ぬそうです。