Monday, August 21, 2017

カトリヤンマ

いつもクワガタを採集に行っている雑木林で、ミヤマクワガタがいないか調査するため奥地を捜索してみました。
普段入らない遊歩道を歩いていると、小型のヤンマらしきものがふらっと現れて、近くの枝に止まりました。
最初は薄暗くてよくわからなかったのですが、近づいてみると小型ですが何やら綺麗な色をしています。
ヤブヤンマかカトリヤンマでは!?
息子を呼んで見てもらうと「カトリヤンマだ」と。
残念ながら網を持っていなかったので、写真を撮るしかありません。
しかし光学4倍しかないズームではあまり大きくとれず、ピントもなかなか合いません。デジタルズーム最大でフラッシュ付きで何枚かとりましたが、ピントがイマイチ。

わかりずらいですが、色合いと模様、尻尾の先の長い器官から間違いなくカトリヤンマです。初めて見ました。千葉全域に生息しているらしいのですが、数は減っているそうです。
近くに池とかないのですが、どこで繁殖しているのでしょうか。
ミヤマクワガタの捜索結果ですが、奥地は湿潤で薄暗い雑木林があるにはあるのですが、クヌギの木がほとんどなく、道の無い笹のヤブの奥地に5、6本見えた大型クヌギまで行って叩いてみましたが、何匹かクワガタらしきものが落ちたものの、確認できた一匹はノコギリクワガタでした…。

ちなみにこの日、別の場所ですがクマゼミの死骸を見ました。
関東の人には馴染みがないと思いますが、関西地方ではアブラゼミに近いくらいポピュラーなセミです。国内最大級のセミで、黒くデカい胴体に透明な羽。低い声で「シャーシャーシャー…」と鳴きます。