3年前に偶然森の中でみつけたカトリヤンマ。その時は網を持っていませんでしたが、なんとかピンボケで写真に撮ることができました。
昨年は7月下旬に未成熟で発色していないカトリヤンマを捕獲していましたが、今年やっと成熟したカトリヤンマのオスとメスを捕獲することができました。
カトリヤンマも朝夕の薄暗い時間帯に摂食活動をするヤンマです。
田んぼや用水路、近くの湿地などに生息しているようです。
今年マルタンヤンマ、ヤブヤンマ、アオヤンマを確認した場所で、7月中旬ごろにそれらしきヤンマを目撃していたので、この時期であれば成熟した個体が確認できるだろうと予想しての出撃です。
18時頃に到着早々、上空に茶色い羽のヤンマが飛んでいます。割と低い位置だったので難なく捕獲できたのはヤブヤンマでした。すでに時期的に終わりなので、羽はだいぶ傷んでいます。
その後ヤブヤンマをもう1頭捕獲。18時15分を過ぎて徐々に薄暗くなってきたところで、湿地に移動してみると薄暗い中でピュンピュンとせわしなく動く黒い飛翔体を確認。カトリヤンマに間違いありません。
腰くらいの低い位置を凄いスピードでピュンピュンと飛び回る上、背景の暗い林縁に紛れて非常に見づらいです。慎重に狙いを定めて網を振り一発でオスを捕獲成功。
その後息子もメスを2頭捕獲。確認のための写真撮影をして調査は終了。
Saturday, August 29, 2020
Sunday, August 23, 2020
新エスプレッソメーカー
20年くらい前から自宅でエスプレッソを飲むために、電動式の圧力ポンプで抽出するエスプレッソマシーンを使っていました。
電動式は何年か使うと壊れるので、その度に買い換えてました。
低価格なマシーンを定期的に買い替えていくしかないと思っていたのですが、何ヶ月か前に奥さんがネットで手動式のマシーンを発見。
アメリカで発明された、全く新しい方式で手動でエスプレッソが抽出できる優れものです。
エスプレッソは高い圧力をかけて高速で抽出(電動式で約9気圧をかけて20秒)するのが定石なのですが、このマシーンは手動で9気圧をかけ35~45秒で抽出します。
レバーを強く押し下げることで、高い水圧をかける仕組みです。
非常に頑強な作りになっており、かなりの力を入れて抽出します。
初回利用時からマシーンで淹れる以上に良質なクレマのエスプレッソができます。
少し高いのですが購入して大正解でした。
Flair Espresso Pro2という製品です。
電動式は何年か使うと壊れるので、その度に買い換えてました。
低価格なマシーンを定期的に買い替えていくしかないと思っていたのですが、何ヶ月か前に奥さんがネットで手動式のマシーンを発見。
アメリカで発明された、全く新しい方式で手動でエスプレッソが抽出できる優れものです。
エスプレッソは高い圧力をかけて高速で抽出(電動式で約9気圧をかけて20秒)するのが定石なのですが、このマシーンは手動で9気圧をかけ35~45秒で抽出します。
レバーを強く押し下げることで、高い水圧をかける仕組みです。
非常に頑強な作りになっており、かなりの力を入れて抽出します。
初回利用時からマシーンで淹れる以上に良質なクレマのエスプレッソができます。
少し高いのですが購入して大正解でした。
Flair Espresso Pro2という製品です。
Saturday, August 15, 2020
地元でネアカヨシヤンマを確認
今年は地元で昨年初めて生息を確認したアオヤンマに加えて、ヤブヤンマ、マルタンヤンマの生息も確認できました。
なので黄昏御三家のうち最も希少とされるネアカヨシヤンマもきっといるに違いないと思い、その後も夕方のトンボ捕りを続けていました。
ヤブヤンマ、マルタンヤンマを捕獲した場所では、遅くなった梅雨明け8月からギンヤンマの数が増えてきて、探すのが難しくなってきました。
それで過去に目撃情報があった場所に調査場所を変更してみました。
そこは10年前からよく行っていた場所ですが、ギンヤンマとたまにウチワヤンマがいるくらいだったので、ここ数年は行っていない場所です。
しかしよく考えるとネアカヨシヤンマが生息していてもおかしくない環境でした。
ということで改めてその場所を訪れてみると、湿地に小さな池と豊富な葦原、周りには樹林がありとても良い環境です。
息子と二人で夕刻に行ってみると少しギンヤンマが飛び始め、なんとなく違う種類もいるような感じがしました。そして夕方18時半を過ぎたあたりから急にヤンマの数が増え始め、葦原の上空を無数のヤンマが飛びました。
陽が沈む直前のオレンジの空をバックに、ヤンマの影が次々と目の前を通り過ぎます。
誰もいない里山、夕暮れ時にこのような情景があることは、ほとんどの人が知らないでしょう。
ほぼギンヤンマと思い、捕獲をせずにその様を眺めていると、息子の方から
「ダブルで捕まえた!」
と声がしました。そしてしばらくすると、
「うぉーっ!!!ネアカだー!!!やったぜー!ネアカヨシヤンマ、ゲット!!!」
という叫び声がしました。駆け寄ってみると、確かにブルーの目のヤンマが網に入っていました。
4年前に偶然メスを捕まえて以来のネアカヨシヤンマです。
今度は色がより綺麗で、スラっとした体形のオスです。
4年前に捕まえたメスはこれです。
これまで捕獲するために色々な場所へ遠征していたのですが、全て地元に生息していたとは。今年は夢にまで見た目標の黄昏御三家を地元でコンプリートするという、これまでのトンボ観察の中で最も成果のある年になりました。
なので黄昏御三家のうち最も希少とされるネアカヨシヤンマもきっといるに違いないと思い、その後も夕方のトンボ捕りを続けていました。
ヤブヤンマ、マルタンヤンマを捕獲した場所では、遅くなった梅雨明け8月からギンヤンマの数が増えてきて、探すのが難しくなってきました。
それで過去に目撃情報があった場所に調査場所を変更してみました。
そこは10年前からよく行っていた場所ですが、ギンヤンマとたまにウチワヤンマがいるくらいだったので、ここ数年は行っていない場所です。
しかしよく考えるとネアカヨシヤンマが生息していてもおかしくない環境でした。
ということで改めてその場所を訪れてみると、湿地に小さな池と豊富な葦原、周りには樹林がありとても良い環境です。
息子と二人で夕刻に行ってみると少しギンヤンマが飛び始め、なんとなく違う種類もいるような感じがしました。そして夕方18時半を過ぎたあたりから急にヤンマの数が増え始め、葦原の上空を無数のヤンマが飛びました。
陽が沈む直前のオレンジの空をバックに、ヤンマの影が次々と目の前を通り過ぎます。
誰もいない里山、夕暮れ時にこのような情景があることは、ほとんどの人が知らないでしょう。
ほぼギンヤンマと思い、捕獲をせずにその様を眺めていると、息子の方から
「ダブルで捕まえた!」
と声がしました。そしてしばらくすると、
「うぉーっ!!!ネアカだー!!!やったぜー!ネアカヨシヤンマ、ゲット!!!」
という叫び声がしました。駆け寄ってみると、確かにブルーの目のヤンマが網に入っていました。
4年前に偶然メスを捕まえて以来のネアカヨシヤンマです。
今度は色がより綺麗で、スラっとした体形のオスです。
4年前に捕まえたメスはこれです。
これまで捕獲するために色々な場所へ遠征していたのですが、全て地元に生息していたとは。今年は夢にまで見た目標の黄昏御三家を地元でコンプリートするという、これまでのトンボ観察の中で最も成果のある年になりました。
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