LenovoG560みたいに、もしかしたらサクサク動くかもしれないという期待があってWindows10にしてみました。
メディア作成ツールを起動して、「このPCを今すぐアップグレードする」で進んでみたところ、非互換のチェックはなくそのままインストールになりました。
変になることはなかったのですが、かなり時間がかかりました。
途中寝てしまったので、どのくらい時間がかかったのかわかりませんが、少なくとも3,4時間はかかったかと思います。なんとなく嫌な予感はしましたが、最後の設定までいったところで、「通常よりも少し時間がかかっていますが、間もなく…」という言い訳めいたことを表示しだしたあたりで、かなり敗色濃厚路線を感じました。
しばらく何かやって、やっとWindows10のデスクトップが上がってきました。
なんかデスクトップアイコンが減っている。
ChromeとかIEとか、デスクトップにあったアイコンがいっぱい消えてます。新しいブラウザのEdgeも無いし。とりあえず新しくなったWindowsアイコンをクリック。
しばらく何も出てこない。30秒くらい経ってやっと出ましたが、設定ボタンのあたりに正体不明の文字が出ていたりして、まともな感じではない。
時間はかかるもののコントロールパネルなども一応は出てくるので、LenovoG560のバージョンアップ後よりはマシな状態ですが、いかんせん動きがノロ過ぎる。
Fnキーの操作は全てアウトです。ディスプレイの照度設定も音量調節も反応しない。
IEを起動してみましたが、自分のブログの表示も応答なしで返ってこない状態です。
ディスプレイドライバがマイクロソフトの汎用ドライバになってしまっていることが原因かと思いましたが、タスクマネージャを見るとCPU使用率が39%固定のまま動いてません。やはりVaioの特殊な環境に対応できていないようで、使用に堪えない状態。
グラフィックカードを始め、今更Windows10用のドライバ類が提供される可能性は極めて低いので、プロダクトキーだけ一応確認して元に戻すことにしました。残念。
こんなこともあろうかと、事前に調べておいてよかった。
設定→回復で1ヶ月間はバージョンアップ前のOSに戻せるのです。
画面の指示にしたがいWindows10とお別れです。
かなり時間かかる的な表示が出ましたが、元に戻るのかな…。
クリーンインストールしても既存ドライバ類が引き継がれない分、もっと悲惨な状態になることは容易に想像が付きます。VaioType-PのWindows10は諦めた方が良い、というのが結論です。
※回復ツールで無事に元のWindows7に状態に戻りました。Windows10に比べると最適化してあるWindows7環境はさすがにサクサクです。
ちなみにうちのVaioType-Pのスペックですが、
TYPE:VGN-P92KS
CPU:AtomZ550@2.0GHz
Memory:2GB
HDD:128GB SSD(IDEブリッジ接続)
ということで、最終モデルの1つ前ですが、VaioType-Pの中ではそこそこハイスペックです。
これでWindows10があの状態なので、どのモデルでも無理ではないでしょうか。
やはりグラフィックカードIntel Graphics Media Accelerator 500(GMA500)がよくないのかな。
→いや、やはりアップグレードインストールが駄目だったようです。