Sunday, August 2, 2015

LenovoG560に製品版Widnows10をクリーンインストール 失敗編

しばらくプレビュー版をインストールして使ってきたG560ですが、Windows10の製品版がリリースされたので、さっそく正式版に入れ替えます。
プレビュー版を製品版に変更するには、一旦G560の標準OSであるWindows7を入れなおしてから、Windows10の無償アップグレードの予約通知のアイコンが画面右下に出てくるのを待つ必要があります。Windows Updateを適用していないと出て来なかったりするので、ボケッと待っているといつまでも待つことになります。そして通知が出てきたら予約を入れます。アップグレードは混雑を避けるために制限が設けられているようで、予約を入れてから気長に待たないといけないらしいです。
待つのは大嫌いだし、一旦Windows7に戻すのも面倒くさいという人には、ISOファイルのダウンロードも用意されています。
私は大嫌いで面倒くさいという人なので、ISOファイルをダウンロードします。
この辺からメディア作成ツールをダウンロードできるようですので、さっそくやってみます。
確かLenovoG560はWindows7 HomePremiun 32bit版だったので、32bit版のメディアクリエイターを起動すると、何も書いてないOKボタンだけのダイアログが表示して終了。
64bit版Windowsでは32bit版のメディアクリエイターは動かないようです。
→搭載OSは64bit版だった。メモリ2GBしか積んでないくせに何故だ…。自分で選んだんだっけ。とにかくWindows10も64bit版になるということか。
で、Windows10のプレビュー版が入っているG560でメディアクリエータを起動。
メニュー画面がでてきて、そのままアップグレードかISOファイルを作成するか選べました。
試しにアップグレードを選択してみます。もしかしたらプレビュー版と同じPro版が入っちゃうかも!?
ところがアップグレードを選んでも、結局メディアの作成に進んでいき、そのまま終わってしまいました。ということでプレビュー版からのアップグレードは駄目みたいです。
で、ISOをDVDに焼いてディスクから起動したところ、今度はプロダクトキーの入力でつまづきました。
「プロダクトキーが合っていません。確かめてからもう一度入力してください。」
と、一向に進んでくれません。
「おい!Windows10。こっちはPCを裏返してシールを見ながら何度も確認して入力しているんだ。そっちこそ合っているかどうかMicrosoftの人に確認したらどうなんだ。」
と言いたくなります。
仕方がないので情報を検索。Windows7のプロダクトキーはWindows10では使えないと。どうやら予約してアップグレードした際に、Windows10用のプロダクトキーが新たに発行されるようです。クリーンインストールするには、結局最初に書いた面倒くさい方法で一旦はWindows10にアップグレードしてプロダクトキーを取得しなければならないようです。
まずはWindows7に戻すところからか…。
ということでG560の購入時に作成したリカバリーディスクから戻しますが、これがまた数時間の長い待ち時間。
ようやくWindows7が入ったので、WindowsUpdateで更新プログラムを適用をするわけですが、なぜかSP1をインストール後、次の更新プログラムの確認が終わらないという問題に遭遇。色々調べてMicrosoftの以下の情報を参考に修復を試みます。

Windows Update コンポーネントをリセットする方法
こちらのページの
 Fix it と書かれたボタンを押すことで実行できます。 Windows Update のコンポーネントをリセットし、問題が解消される場合があります。
システム更新準備ツールを使用する。 Windows の更新プログラムのインストールを妨げるような問題を解消できる可能性があります。OS ごとにツールが用意されていますので、お使いの OS にあわせたツールをダウンロードして実行してみてください。

WindowsUpdateコンポーネントのリセットでも問題は解決されず、システム更新準備ツールを実行後に1時間近く経ってうまくいったらしく、WindowsUpdateがようやく動きました。
動いたのはいいのですが、更新プログラムが212個あると言っています。Windows10に必要なのだけ入れたいのですが、必要とされるKB3035583、KB2952664が更新対象リストに入っていません。その前に溜まったパッチを全部入れないと出てこないというわけですな。
適用更新プログラムのサイズだけで1GBを超えているので、何時間かかることやら…。

で、4時間くらい経過して185/212まで行ったところで進まなくなりました。電源を切るなと書いてありますが、マウスも動かないのでハングアップしているに違いありません。電源ボタンを押すとスリープになったので、再度電源を押して刺激を与えてみましたが変化なし。HDDアクセスランプがチカチカしているので電源ボタン長押しを避け、再度スリープにして電源ケーブルとバッテリーを外して電源断。再び電源を入れると、「Windows更新プログラムの構成中」が2回発生してとりあえず起動。
その後何回かWindowsUpdateを途中で中止→更新の確認、を繰り返し、ようやくGet Windows 10の配布用更新プログラムであるKB3035583が更新リストに入ってきたので適用。結局、Windows10の予約には作業を開始から12時間以上かかりました。
さて、いつになったら予約の順番が回ってくるのかわかりませんが、その間は重たいWindows7のままになります。
Windows8に比べると激遅でかなりのポンコツOSであるWindows7が、なぜ世間では良いOSとの評価なのか不思議です。

ん?もしかしてWindows7ならメディアクリエイターで「このPCを今すぐアップグレードする」が行けるんじゃないか?本日帰宅してやってみようかな…。

で、やってみました。