Windows10のプレビュー版を入れる前にバックアップしておけばよかったと若干思いながらも、Windows10へのアップグレードもバックアップなしで突撃あるのみ。
Windows10プレビュー版でコツコツ作成したブラウザのお気に入りを消された息子は半泣きで怒っていたが、息子よ、消えたものはまた作ればいいではないか。ナポレオンも言っている。愚人は過去を、賢人は現在を語ると。作り直すと前より良いものができるものだ。
ということで、Windows10メディアクリエイターの「今すぐアップグレード」をやってみる。これでいつ来るかわからない予約の順番を待たなくてもWindows10にできるのです。知らない人は損をする。ディズニーランドのFastPassみたいなものです。
さっそくメディアクリエイターを起動して「今すぐアップグレード」開始。メディアのダウンロード→メディアの作成→メディアの検証の後に、「更新プログラムをチェックしています」が始まって0%で固まる。
暫くすると裏に更新の適用のための再起動確認ダイアログが出ていることに気付いたので、そのせいで止まっているのかと思って今すぐ再起動ボタンをクリック。
再起動してきたら続きが始まるのかと思いきや、うんともすんとも。
仕方ないので、再度メディアクリエイターを起動。
最初のダウンロードからやり直しです。
なんなんだ一体。WindowsUpdateを全て適用してないと無理なのか?
まぁいいか。次に出たら無視することを誓って再度実行。
またさっきと同じ感じです。引き継ぐ項目を選んでくださいという画面が一瞬出て、また更新プログラムのチェックが始まります。うーむイライラする。
やっとインストールが始まったと思ったら、今度はインストール中のリブート後にフリーズ。電源ボタンを押したらすぐにリブートして、なんとWindows7が始まりました。
そして…。
見事に失敗。正体不明のエラー番号0xC1900101-0x20017と表示されております。
ネットで調べた情報を参考にさせてもらい、WindowsUpdateでドライバーを自動でインストールしない設定にして、またメディアクリエイターを起動。
もちろん、お決まりのダウンロードからやり直しです。
プレビュー版はクリーンインストールですんなり入ったのに、製品版へのアップグレードはトラブル続きです。
今度は最後まで行き、ようやくWindows10が入りました。
しかし、めちゃくちゃ重い。何だこれは。コントロールパネルすら開かない。
HDDがずっとガリガリやってて、100%に張り付いてます。
再起動すると直後にアドレス違反のエラー。
「Utility.exe アプリケーションエラー 0x00007FFE8C660100の命令が0xFFFFFFFFF…のメモリを参照しました。」と出ました。※再起動しても同じ
変わらず激しいHDDアクセスを続けていましたが、1時間ほど放置していたらHDDは落ち着きました。動き的にWindowsUpdateが原因っぽいです。しかし、コントロールパネルは開かず、システム画面も開かない。アプリケーションも動くものもあれば、動かないものもあり。OS自体が正常ではありません。
ということで、プロダクトIDを確認してクリーンインストールしないとダメそうです。
Windows10の標準機能ではプロダクトキーは確認できないようなので、フリーソフトを使います。せっかくなので、この機会に64bitから32bit版に変更してしまいます。
LenovoG560 Windows10 クリーンインストール(完結編)