Saturday, May 18, 2019

サラサヤンマとカブトムシ

毎週末トンボ探しにあちこち出かけてるので、週末が待ち遠しいです。
自然も楽しめて、運動もできます。
今日も息子と二人で近場のトンボがいそうなところをめぐります。
最初にいった場所は、ヤンマを2頭ほど見ましたが、遠すぎて網が届かず成果なし。
さらに、まだ買って間もない網のフレームが木に引っかかって折れ、再起不能になってしまいテンションダウン。
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気分転換に息子がノコギリクワガタを探したいということで、まだ早いとは思いながらもいつものポイントへ。
クヌギの木を蹴ったら、ボタッと大きな音を立ててでかいものが落ちてきました。
この時期にまさかのカブトムシです。
最近の陽気でフライング気味に地表に出てきたようです。
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次なるポイントは、先日トラフトンボを発見した池。アオヤンマを期待していったのですが、ちょうど業者さんによるヨシの刈り取りが行われていました。これではアオヤンマは期待できません。トラフトンボもいませんでした。
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続いては家の近所の里山です。今年はまだホンサナエとシオヤ、シオカラしか見ていない場所です。一昨年発見した新ポイントにいくと、さっそくヤンマが摂食飛翔しています。
クロスジギンヤンマかと思いましたが、かなり黄色いです。
詳しい人は見ただけでわかるらしいですが、我々は捕獲してみないと種の特定が難しいです。
2回空振りしましたが、エサを探し回っているので、すぐに戻ってきます。
3回目のチャンスで捕獲成功。
サラサヤンマの♀でした。6年ぶりの再会です。
メスを捕獲した場所から少し奥にいくと、こんどは縄張り飛翔する個体。時々ホバリングする習性から、サラサヤンマの♂とわかります。
捕獲してみると思った通りです。足が欠けて腹部に傷がありました。少し前に大型のヤンマ(オオヤマトンボ?)と小競り合いをしてたので、その時の傷でしょうか。
更紗模様がどんな模様かイマイチよくわかりませんが、腹部から尾にかけて黄色と緑の綺麗な模様があります。千葉県レッドリストでDランクの一般保護生物です。
今日は地元にサラサヤンマが生息していることが確認できた嬉しい日になりました。4~5頭はいたと思います。珍しいトンボは、発生している時期に、出現する場所と時刻を合わせないと出会えないこともよくわかりました。
ちなみに捕まえたトンボは写真と動画を撮って必ずリリースします。