近所の里山を散策。息子は修学旅行中なので、奥さんを誘い出してのトンボ観察です。
今日もヨシや雑草が生えた谷のあちこちで、縄張り飛行するサラサヤンマ♂。その中をパトロール飛行するコヤマトンボ。
いつもの光景を後にして、今年発見した新ポイントへ移動します。
そこは小川が流れる谷でヨシが茂った湿地です。
池こそないものの、アオヤンマがいてもおかしくない環境だと思っていました。
ヨシ原をただようヤンマがいないか確認していると、上空を通り過ぎるヤンマを発見。
クロスジギンヤンマかな?と思いつつも飛行高度を確認し、6mロッドを4mほど展開してスタンバイ。
向こうに行ってしまいましたがパトロール中なら戻ってくるはずです。
しばらくして思った通りこっちに向かってきました。
定石の捕獲スタイル、トンボの死角となる斜め下後方からネットを被せるようにスイング。一発捕獲成功です。ネットを地面に伏せて近づいてみると緑色のヤンマが。
「あっ!!アオヤンマだ!」と思わず叫んでしまいました。周りに人がいたら恥ずかしいですが、奥さん以外誰もいないので大丈夫です。
先週のアオヤンマ初捕獲後、近所でも見つけたいと思っていた矢先の出来事で非常に嬉しい。ここに生息しているのか、どこかから飛来したのかはわかりませんが、希少なヤンマが定着していることを祈りつつリリース。これからアオヤンマの最盛期になるので、週末にまた観察したいと思います。
この里山には、オニヤンマ、ギンヤンマ、クロスジギンヤンマ、サラサヤンマは間違いなく生息しており、捕獲実績ではヤブヤンマ♂1頭とアオヤンマ♂1頭です。ネアカヨシヤンマやマルタンヤンマももしかしたらいるのかも!?
期待を膨らませつつ、今後も観察を続けていこうと思います。
観察したトンボは必ずリリースします。