本日は朝から近所の里山にトンボ観察です。
今回は昨年から気になっていて、先週も目撃したヤンマの種類の確認が目標でした。
9時半頃に現地到着。ヨシの茂った林間の谷では、先週同様サラサヤンマがエサを探して飛んでいます。それとは別にやはりオニヤンマに似た配色の大型のトンボが飛んでいます。
オオヤマトンボかコヤマトンボ、もしかすると準絶滅危惧種のキイロヤマトンボの可能性もあります。
オオヤマトンボと予想していたので、通り道を確認して待ち伏せ作戦です。
周回範囲が広めなので5分くらいで同じところに戻ってくる感じです。
1回目は蚊に刺された所を掻いていたら目の前を飛び去って行きました。先週までは蚊はいなかったのに…。虫よけスプレーを持ってきてよかった。
気を取り直して飛翔体を探して目を凝らします。しばらくして戻ってきました。予想通りこちらに向かってきます。
先週網のフレーム壊してしまったのですが、新調して5センチアップした直径55センチの網になりました。竿は最大6メートルありますが、途中まで出して短く使うことも可能です。固定はできないので、継ぎ目を持って使います。
目の前を通り過ぎるのに合わせて、網をトンボの後ろから振って一発キャッチ。
手に取ってみると先週捕獲したオオヤマトンボより少し小さめです。
顔にある黄色の線が2本ならオオヤマトンボ、1本ならコヤマトンボ♂です。
ということで、ここにいたのはコヤマトンボでした。河川流域に棲息しているトンボで、近くの川で羽化したのかな?
キイロヤマトンボはよく似ているのですが、もう少しほっそりしていて、尻尾の模様が違うらしいです。
もう1頭捕獲しましたが、やはりコヤマトンボでした。
息子はサラサヤンマ♂を上手に捕獲しました。トンボ採りの技術が上達してきたようです。このポイントにはサラサヤンマがかなり沢山いることがわかりました。
トンボは必ずリリースです。