デリシアグリレに標準で付属しているココットダッチオーブン。
様々な料理ができるらしいのですが、まだパン作りくらいでしか使っていませんでした。
このココットダッチオーブンには、底面に敷く5mくらいの足が付いた網があります。
これは水を張って蒸し料理をするためのものらしいですが、以前の機種に付属していたダッチオーブン(RDH-02V)では、燻製ができたらしいのです。ここにレシピがあります。
ところが現在のココットダッチオーブン(RBO-D1)は、軽量化のために素材が変わり、燻製に使えるのかどうかよくわかりません。上記レシピでは、まずスモークチップをアルミホイルを敷いたダッチオーブンに入れて、煙が出るまでコンロで加熱するとありますが、
RDH-02Vの説明書には、
「ココットダッチオーブン、ココット調理に対応したグリル以外で使用しない
でください。変形、変色の原因になります。」
と記載されていて、直火で使用してい良いのか不明な表現です。ダメとも読めます。
→メーカーに確認したところ直火使用可能ですが、加熱ムラができ、うまく調理できないのではないか、とのこと。
網は底面に水を張って蒸し料理に使う調理法が説明書にありますが、燻製のことは何も書いてありません。でも、何となくできそうなので、やってみました。燻製やってみたいし。
ということで、ホームセンターで桜のチップを買ってきて、上のレシピのようにやってみました。初心者はチクワとか茹でウズラとかにするらしいのですが、いきなり厚さ2センチの豚生肉です。とりあえずチップは別の鍋にクッキングシートを敷いて、煙が出るまで加熱することにしました。
網の足が短いので、チップが肉に接触している箇所もあります。
チップの量がよくわからなかったので、結構びっしり敷き詰めてみました。蓋をしてメニュー→ダッチオーブン→15分→終了後10分放置、で開けたのが上の写真です。
蓋をしてあるので、調理中煙は出ませんが香りはしていました。
肉に火は完全に通っていて、いい香りがします。ただ、裏面はあまり香りが付いていません。肉の下のチップは肉から出た油が染みています。チップに油がかかると、煙が出ないのだそうです。
端っこの油がかかっていないチップのみから出た煙が、肉表面にだけ香りを付けたようです。
やってみてわかったことは、チップは少量で良いが、油や水分がかからないようにする必要がある、ということです。
食べてみるとベーコンみたいな感じで、とても美味しい。次回は、油がかからないように工夫してみます。