理化学研究所と富士通で共同開発した世界一高速なスーパーコンピュータ。
1年前は2位の中国の4倍という圧倒的な早さを誇っていましたが、残念ながら
1年でアメリカに抜かされてしまいました。中国は5位まで転落です。
「2位じゃ駄目なんですか?」と、昔タレントだった議員がおっしゃっていましたが、
2位じゃ駄目なんです!!
薄利多売では他のアジア勢に勝てるわけないのですから、高付加価値で高く売ら
なければ生き残れません。そのためには、世界一で圧倒的な技術力をイメージ付け、
超一流ブランドでありつづけなければならないのです。
以前、世界一の液晶技術を誇っていたシャープがAppleのiPadの液晶に求められる
技術水準を満たさないとして、韓国のサムスンが独占供給というニュースが
報じられたときもがっくり来ましたが(後に誤報でシャープ、LG電子製も採用と訂正
された)、感情的にも技術で最高水準の日本であり続けて欲しいものです。
とはいえ、技術は凄いが高い、では物が売れないのは事実。技術は高く、それでいて
地域の事情に合わせて最適化し、耐久性の高い商品を作れば、鬼に金棒です。