昨日は産卵環境作成後に、いつもの里山とは違う場所へ。
息子が急にクワガタ熱に火が付いたようで、もっと捕まえたいと言い出し、
以前にも行ったことがある雑木林に行ってきました。
時刻は昼の12時過ぎ。人は誰もいません。
針葉樹林が多いのですが、その中に広葉樹が生えている場所があります。
以前来た時と同じなのですが、何か今日は見つけられそうな感じがします。
自分が子供のころから、木を蹴ると落ちてくるという伝説がありますので、
”とりあえずドングリの木を見つけたら蹴る”、を繰り返します。
これまで何度となく蹴ってきましたが、落ちてきたことはありません…。
さらに進んで薄暗い林の中へ。
息子が割と太いクヌギを蹴って、「あ、カブトムシが落ちてきた」と言っています。
本当にカブトムシだ。でも臭いからいらない。
このクヌギはかなり背が高く、下の方は幹だけではるか上方に枝と葉があります。
虫が集まる木は決まっているので、この木にはクワガタもいるかも。
ということで大人のパワーで強めの蹴りを入れてみます。
カサッ、カサッと音がして、目の前にボトっと何か落ちてきました。
!!!
ノコギリクワガタのオスです。しかもデカい。
蹴ると落ちてくるのも、ノコギリは昼間活動するというのも本当でした。
息子は狂喜乱舞です。一応、さらにもう一回蹴ってみました。
また落ちてきた。信じられん。
それから、手あたり次第に蹴りまくって、さらにもう1匹。
なんだ、ノコギリクワガタ いっぱいいるじゃん!
今までの苦労はなんだったのだ。
結局、計3匹のノコギリクワガタのオスとコクワガタのメス1匹を捕獲しました。
カブトムシのオスも3匹ほど、木に張り付いてましたがスルーです。
クワガタは、大きいの1匹以外は逃がそうと思いましたが、息子が全部飼うと言います。
まぁ、初めてちゃんと捕まえて嬉しい気持ちはわかるので、今回は連れて帰ることにしました。
一番大きいのは7センチ近くあります。
子供のころ、旅行で民宿に泊まった時に、地元の子供たちとクワガタを取りに行って、
何匹か自宅に持ち帰ったことを思い出しました。
その時は、飼育ケースに入れて友達に自慢した後に、炎天下に放置して速攻全滅
させてしまったので、今回はちゃんと飼育してあげよう。