麻婆茄子豆腐やチャーハンが好きでよく作るのだが、普通のレンゲで食べるのに少し問題がある。
液体以外のものをレンゲ食べる際に共通する構造的な問題なのだが、
レンゲを口に入れると顎がハズれそうになるのだ。
かといって、口に入れないと、先端部分を咥えて、上唇で中身を引っ張るように食べるという
動物的な食べ方になったり、すすることによる吸込み力を利用して食べると、音もするし、
だんだん疲れてくる。
さらに、定期的にれんげのスプーンの底部に食べ物が残るので、舌でレンゲの中身をすくい取る
といった、アリクイのような動作も必要になってくる。鏡で見たことはないが、恐らくはおぞ
ましい光景と思われる。
従って求めるレンゲは、口に違和感なく入れられる大きさでありながら、あまり深くなく、
それでいて一口で食べたい容量が入るという、非常に難しい要件を満たす必要がある。
さらにデザイン的にも気に入るものとなると、見つかる可能性は極めて低い。
これらをクリアしたレンゲがこれ。
- NARUMI スタイルズ(Styles) スプーン 17cm
またひとつ、お気に入りの食器が増えた。みんなで、「いい!いい!」と言いながら
ピラフを食した。ちょっと高かったが。