ミヤマクワガタ以外のクワガタを逃がしに行ってきました。
逃がしに来たと言っても、とりあえず木を蹴ってしまうのですが、本日もバラバラとノコギリクワガタが落ちてきます。そろそろカブトムシも出現しました。
逃がした後でまたこの状態。
カブトムシもあちこちに付いてました。
初期の頃はこうして木についたクワガタを発見しようものなら捕獲第一優先、興奮して撮影どころではなかったのですが、落ち着いて生態を撮影できるくらいにノコギリクワガタは見慣れました。
ここは数年前に植樹されたクヌギが立派な林になって、カブクワが増えてきた気がします。やはりクヌギがある林では、クヌギが断トツ人気のようです。コナラ、栗、シラカシ、アラカシ、マテバシイなどドングリができるカブクワの付くとされる木も沢山あるのですが、蹴っても落ちてきたことがありません。
カブトムシやクワガタは、地域によって寄り付く樹木が異なるので、その地域の植生とクワガタが寄り付く木を知っていないと、昼間に取ることは難しそうです。山に行って木が無数にある場所で、適当に見つけられる確率は相当低いと思われます。
なのでクヌギを見分けられる知識を持っていると、発見率は飛躍的に向上します。
ただしクヌギが好きといっても、どの木にもまんべんなくいるわけではなく、いない木には一匹もおらず、特定の木に集中していることが多いです。
太い木にいることもあれば、細い木にいることもあります。
ここは定期的に下草が刈られて手入れされているので、木を蹴って落ちた後も比較的探しやすいです。落下音がした辺りの地面をあまり焦点を合わせずに眺めて、動く物体を感知するのがコツです。