Saturday, March 15, 2014

第3回食パン作り

食パン焼き型一斤用を購入しました。

市販サイズのパンが焼けると思っていたら、届いた焼き型は想像していたより随分と小さい。

一斤で市販サイズなら立方体のはずなので、ちょっと考えたらわかるのですが。不覚。

まぁ買ってしまったものは仕方ない。

今週は奥さんの希望もあって、角型食パンではなく、山型の食パンを作ることにしました。

しかも、外はカリッとして中はもちっとした「フランスパン生地の食パン希望」というリクエスト。

なかなか難しい課題を…。

調べた結果、どうやら「ハードトースト」というパンのようです。

砂糖を加えずに高温多湿で焼き上げる必要があるとのこと。

さらに最強力粉という初めて聞く小麦粉が必要で、イースト菌の餌となる砂糖を使わないので、

変わりにモルト(麦芽)を入れます。どちらも家にないので、早速ネットで購入。

作り方はいろいろあるのですが、1次発酵の待ち時間を夜間にするため、今回も低温長時間発酵
を試すことにしました。


【材料】

最強力粉(スーパーキング)200g
強力粉(カメリヤ)70g
180cc
ドライイースト(カメリヤ)2g
モルトパウダー2g
5.5g
バター5g

最強力粉は、ゴールデンヨットとかスーパーキングとか、外国産のものが主流のようです。

作業開始 21:30

1.ボウルに小麦粉を計量して入れ、塩も混ぜておく。
2.水はひと肌に温めて、イーストとモルトを入れてかき混ぜる。
3.2を1に入れてかき混ぜ、グルグルかき回す。
4.手で適当に少しこねる。手にかなり引っ付くようになってきたら、溶かしたバターを投入。
5.ツルツルになってきたらひと塊に丸めて、ビニール袋に入れ、冷蔵庫へ。

本日もこれで終了 22:00

翌朝 5:30起床。さっそく冷蔵庫チェック。

なんだか前回に比べると膨らんでいない。モルトと砂糖の違いかもしれません。

袋から出して生地を延ばしてみると、ちゃんと膜ができるているのでたぶん大丈夫。

打ち粉をした作業台で2つにして丸め、30分のベンチタイム。丸めて焼き型へ。

今回もコタツ内発酵。

最初

45分後
ところが2時間経っても型の半分くらいまでしか立ち上がらない。

仕方がないので、オーブンレンジの発酵機能を使い35℃で80分、ようやく最上部まで到達。



霧吹きで庫内と生地の表面を湿らして、オーブンに投入。

すると、いきなりお餅のように一部がぷっくり膨らみました。

なんで?

とりあえず見守っていると、数分で上部に焼き色が。やはりこのままでは焦げるので、

アルミホイルを被せました。この時ちょっとビビッて温度を190℃に下げてしまいました。

その影響か35分経過後に取り出して切ってみると、中心部がほんの少し生っぽい。

200℃でさらに15分焼いてみました。



イメージしてた見た目とはちょっと違いましたが、フランスパンのバリっとした表面に

中身はもっちりの食パンができました。匂いも味も、生地の感じもフランスパンです。